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ハザードマップ☆ウォーキング~防災学習 de 健康に~

健康づくりと防災力の強化を兼ねたイベントを龍ケ崎市と連携して実施しました。

龍ケ崎市は市域の南半分が小貝川等の浸水想定区域であるなど広範囲に自然災害リスクが存在しており、ハザードマップの普及が不可欠です。また、東日本大震災では災害死(溺死など)の66%60歳以上だったと報告されており、高齢者には迅速な避難と避難所生活に備えて健康増進に努めることが重要です。そこで、スポーツ健康科学科の大槻教授、膳法准教授、諏訪部助教らが龍ケ崎市等と連携して、ハザードマップ学習と高齢者の健康づくりを兼ねたイベントを実施しました。

初めに、体力測定と龍ケ崎市危機管理課によるハザードマップ講習が実施され、次いで、浸水想定区域、土砂災害特別警戒区域、避難場所等を確認しながらのウォーキングが実施されました。ウォーキング中は、休憩を兼ねて防災クイズを行い、龍ケ崎市の過去の自然災害や防災知識を学習しました。ウォーキングの後は、体力測定のフィードバックによって健康づくりの意識を高めました。参加者からは「トータル的な訓練で大変良かった」、「良い企画でした。各地で展開して下さい」、「楽しく体力測定をしました」などの感想が聞かれました。

防災学習はスポーツ健康科学科がディプロマーポリシーに掲げる「生命教育」でもあります。流通経大は、今後も、継続的に地域貢献活動に取り組みます。

本イベントは、大槻教授によるスポーツ庁への事業提案をきっかけに、総務省消防庁の令和2年度消防団・自主防災組織等連携促進支援事業として実施されました。本イベントは、検温、換気など、感染対策を施して実施されています。

浸水想定区域から避難場所に向かってウォーキング

龍ケ崎市危機管理課によるハザードマップ講習

体力測定で健康づくりの意識を高める:片足で立ち上がれるかな?

防災クイズで災害の歴史と防災知識を学ぶ