澤海２年ゼミで作成した日本観光ＰＲプロジェクトの成果はいかに！？

　国際観光学科の澤海です。今回の記事では２年演習の秋学期の様子を紹介します。２年演習は英語ゼミなので，授業時間内では原則として教員と学生は英語のみでやり取りをしています。web会議アプリのZoomを使ってライブ授業を毎週実施しており，毎回の授業では３つのねらいを設定しています。１つ目は３０秒程度のスモールトークを通じて日常的な話題について英語で話せるようになるということ，２つ目は少しレベルの高いＣＮＮニュースを全部でなくともできるだけ多く聞き取れるようになるということ，そして３つ目は日本の観光の良さをアピールするようなＰＲ活動をおこなってみるということです。この３つ目の活動について，最終的な成果物が出来上がったのでそれを紹介していきます。

　新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い，日本における観光業が大打撃を受けていることは周知の事実かと思います。しかし，人は観光なしでは生きていけないと個人的に思っています。確かに現在は感染症拡大に伴い，人の往来を抑制する必要があるかもしれませんが，観光が人にもたらすポジティブな影響は多大なものです。今後，ワクチンや治療法が確立されていくでしょうし，それに従って観光も少しずつ開放されていくものと思われます。それを見据えて，ゼミ生には全員，グループもしくは個人で日本の観光をＰＲするような作品を作ってもらいました。以下に載せている１つ目と２つ目はそれぞれお台場と六本木をＰＲするウェブサイト，３つ目と４つ目はそれぞれ熱海と大阪の良さを伝えるビラです。どうでしょう。各地に行きたくなりませんか？日本観光のＰＲ活動に取り組み，ゼミ生は日本の良さを再度認識すると同時に，実践的な英語も身に付いたのではないでしょうか。半年だけ集中的に取り組んだのですが，ここまで質の高いものができるとは予想していませんでした。実際に手に取ってみたくなるようなものですね。