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五感で学ぶ障害児保育〜児童発達支援センターでの体験実習〜

保育士を目指す2年生が、9月に取手市立こども発達センター(運営:取手市社会福祉協議会)で見学と保育の体験実習を行いました。

        

 

新型コロナウイルス感染症の予防のため、見学は半日ずつとし、2グループ(2日)に分けて訪問しました。当日までの体調管理と当日のマスクの着用、手指の消毒などを徹底して行いました。

 

当日は、まず児童発達支援管理責任者の先生よりセンターの役割や現状などについてお話しをいただき、専門職指導部門で心理指導と作業療法の個別指導の様子を見学させていただきました。

その後、通園部門で実際にセンターを利用されているお子さんと触れ合い、障害児保育を体験しました。

最後に、作業療法士と心理士の方へインタビューをする時間をいただき、「なぜ障害のあるお子さんと関わる仕事に就こうと思ったのか」「指導が思い通りにいかないときはどのように切り替えているのか」「保育士に期待することは何か」など、半日の見学と体験を通して疑問に思ったことを質問しました。

        

 

講義や教科書で学んだ障害や障害児との関わりについて、五感で、実践的に理解する絶好の機会となったことでしょう。

 

参加した学生の感想(抜粋):   

  • 実際に行って、見て、体験しないとわからないことがたくさんあり、すごく勉強になった。
  • 保育園とはまた違った保育士の仕事を見学することができ、将来の選択肢の幅がより広がったように感じた。
  • 見学実習をしたことで保育の仕事を色んな角度から見ることが出来た。
  • 様々な方法や道具を用いて、工夫しながら、子どもに生きるために必要な能力を身につけさせられるようにしていることがわかった。障害がある人との関わりには、人間と関わることの基本的なことが凝縮されていると感じた。
  • 心理療法の方と作業療法の方は、その子が出来ることをどのように引き出せるのかを試行錯誤しながら考えていると語っていた。実際に、心理療法と作業療法の現場も見せていただいたことで、より理解も深まった。
  • 障がいを持つ子の関わり方に上手く行かずもどかしい部分もあったが、保育士さんの慣れた対応に「流石だな」と思い、とても楽しく勉強になった。
  • 子どもたちはとても明るくて、一緒に遊んでいたときは私も一緒に楽しむことができた。子どもたちの笑顔や保育士さんの姿などを忘れずに、自分も保育士になるためにより一層勉強していきたいと思った。