「観光キャリアケーススタディ」グリーンツーリズム編
国際観光学科の正課授業「観光キャリアケーススタディ」では、学外の講師や卒業生をお招きし、観光および観光関連現場の「いま」のお話を聴いています。7月には、山形県天童市のやまがたさくらんぼファーム代表取締役の矢萩 美智 氏をお迎えしました。
矢萩氏は、国際観光学科の卒業生(2期生)で、さくらんぼと観光果樹園に特化した農業生産法人を経営していらっしゃいます。果樹園にカフェを併設したり、フルーツを使ったパフェやスイーツを開発したりと、6次産業化の成功事例として、様々な媒体で紹介されています。また、農業体験ツアーを受け入れる等、常に新しいことに挑戦していらっしゃいます。
学生の感想で多かったのは、やまがたさくらんぼファームの「全従業員とその家族の幸せを追及すると同時に美しい園地を守り継承し、地域の発展に貢献すること」という経営理念に関することです。農業経営においても戦略が必要という話も印象に残ったようです。