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学術研究

【FD活動】2018年度 第1回全学科一斉FD研修会を開催しました

 7月10日(火)の午後、龍ケ崎キャンパスにおいて、2018年度 第1回全学科一斉FD研修会を開催しました。今回は、2012年の中教審答申を受け求められてきている大学教育の質的転換に関連し、学生の主体的学び(アクティブ・ラーニング)につながる授業実践例を共有し今後の授業内容・方法の改善について考えることを目的に開催しました。第一部が授業実践例(3件)の発表会、第二部がそれを受けての各学部学科に分かれての個別研修会でした。
 研修会の開催に先立ち、本学野尻俊明学長より冒頭の挨拶がありました。
 第一部では、経済学部経済学科長瀬毅准教授、同学部経営学科丸岡恵梨子助教、スポーツ健康科学部スポーツ健康科学科黒岩純教授の3名が登壇し授業実践例をプレゼンテーションしました。長瀬准教授は、金融に関する講義とゼミをリンクさせ、ゼミでは投資シミュレーションやアイデアコンテストへの参加など外部組織の教育リソースの活用により主体性を引き出したり、バインダーに学修履歴を残しポートフォリオ化する取り組みを紹介しました。丸岡助教は、「主体性を鍛える授業」と銘打って、企業見学や他大学との合同ゼミなど外部組織と連携したゼミの運営、資格取得希望者の自主参加を促す自主ゼミの導入により授業外学修を定着させる取り組みなどを紹介しました。黒岩教授は、「学生の満足度を高めるために」をテーマに、200名程度が履修するコーチングに関する科目において、スマホ機能を活用し授業に対する反応を収集したりそのフィードバックを毎回の授業単位で行うなど、授業改善のPDCAをきめ細かく回し、学生とともに作る授業の実践例を紹介しました。当日は、聴講した教員より、各発表に対する多くの感想やコメントなどがアンケートの回答として寄せられました。これらは、FD委員会、発表教員と共有し、今後さらに改善を図っていく予定です。
 第二部では、各学部学科に分かれ、第一部の発表内容や今後について学科レベルでの意見交換を実施しました。
 これを機に、主体的な学びにつながる授業を今後さらに定着・発展させていきたいと考えています。