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スポーツボランティアの魅力とチカラを実感~龍ヶ崎キャンパスで講演会

スポーツボランティアの魅力とチカラを実感~龍ヶ崎キャンパスで講演会

 オリンピックなどの支援活動を行うスポーツボランティアに関する講演会が5月31日、龍ヶ崎キャンパスのメインアリーナで開かれ、スポーツ健康科学部の学生およそ300人が参加しました。
 講演会はスポーツ健康科学部スポーツコミュニケーション学科(以下、スポコミ学科)が今年度から実施している、合同ゼミの3回目(全ゼミが参加)として行われ、スポコミ学科1,2年生全員約200人と、今回はスポーツ健康科学科の11ゼミ約100人が参加しました。
 2020年の東京オリンピック・パラリンピックでは約8万人のボランティアが募集される予定ですが、この日は1998年に開かれた長野オリンピックにボランティアとして参加したNPO法人日本オリンピックアカデミー会員の塚本博さん(上毛新聞社編集局勤務)がオリンピックでのボランティア活動の楽しさや求められる能力など、自らの体験をもとにお話しいただきました。
 講演では、オリンピックでのボランティアは、①選手団や役員をサポートする仕事、②競技運営や式典の補助、③駐車場の誘導や案内所、警備のサポートなどに大別され、語学力や参加できる期間の長短などにって仕事が振り分けられること、語学力だけでなく、特技を積極的にアピールすることで自分に向いた仕事が割り当てられるケースがあるなど、ボランティア選考にあたっての「内輪話」も紹介。塚本さんから学生に「様々な能力を持つ人材が結集して、初めてオリンピックは成功する。やりたいこと、やれることをはっきりと伝え、どんな業務をしてみたいかを具体的に持っていることが大事。例えば外国人に人気がある折り紙のスキルがあると重宝されるかも」などと、競争率3倍といわれる東京オリンピックのボランティアに採用される“意外なコツ”が伝授されました。
 「これまで5回、大学で講演したがこんなにたくさんの学生を相手に話すのは初めて。スポーツボランティアに興味をもっていただけたらうれしい」と塚本さん。聴講した学生からは「たくさんの人との出会いがあり、将来につながりそう。改めて参加したいと思った」(スポコミ学科1年)、「ボランティアの人も一緒に働き、オリンピックを造り上げていくってステキ」(スポコミ学科1年)などの感想が聞かれ、スポーツボランティアの「魅力とチカラ」を感じる時間となりました。