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交換留学の感想(静宜大学 陳芯儀)
私は2016年9月から流通経済大学法学部に約一年間留学しました。中学校から日本に留学することが夢でした。流通経済大学と静宜大学との締結を通じ、留学の機会を与えていただいてようやく夢を叶えました。
海外旅行の経験が一度もない私が、日本に来る前に不安な気持ちがたくさんあり、日本語能力試験N２には合格しましたが、人とのコミュニケーションができるかどうか心配していました。でも、日本に来る前に流大の先生たちがずっと私と連絡をしてくださり、更にいろいろなご支援とご準備もしていただいたので、その緊張感と不安もだんだんなくなりました。とても有り難く思いました。
流大ではたくさんの外国人向けの日本語授業があります。会話と文法の授業だけではなく、ビジネス日本語や日本語検定の授業もあります。先生はとても親切で、飲み込みが遅い私に対しても、ゆっくりと辛抱強く教えてくれました。一年間の日本語授業を経て日本語能力試験N1も無事合格しました。
日本の法律も学びたいので、私は法学部の授業もたくさん取りました。日本の法律を勉強することを通じて、日本の社会と文化を理解できるようになりました。それは日本で法律を勉強することの面白さだと思います。実は、留学の最初の半年、先生が話すスピートはとても早いので、授業の内容を全く聞き取れませんでした。試験を行う日程すらわからないまま授業を受け続けていました。でも、授業のやり方と日本語の聞き取りにだんだん慣れてきて、残りの半年の授業は楽しく受講出来ました。
日本に来て半年を経て、私は日本の大学院に進学することを決めました。流大の先生たちと相談したあと、生活面も勉強面も、さらに試験の準備も助けてくださいました。そして、東京大学法学政治学研究科の外国人研究生に無事に合格することができました。
振り返ってみると、この一年間は私の人生にとって非常に貴重な思い出です。いろいろとお世話になった流大の先生たちに心から感謝しています。このような交換留学の機会をいただいて、とても幸せだと思います。流大に留学してとても良い経験になりました。これから大学院生になれるようにもう一年間日本で頑張り続けていきたいと思います。