最新情報

  • TOP
  • 最新情報
  • 法学部の隅谷講師が法学の研究書を出版しました

法学部の隅谷講師が法学の研究書を出版しました

隅谷講師が、『独仏指図の法理論――資金移動取引の基礎理論――』(慶應義塾大学出版会、2016年8月、7400円税別)を刊行しました。指図理論は、古くは手形小切手、信用状、昨今では振込やクレジットカードをはじめとした資金移動取引の基礎理論であるとして、近年注目を集めているにもかかわらず、わが国においては、いまだ未成熟の理論です。ドイツ法・フランス法に明文規定を有していながら、これらを母法とするわが国の民商法に規定が置かれていないとされる指図とは、いかなる法理であるのか、その理論的背景を明らかにしています。