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Am J Physiol に龍流連携事業の研究成果(3)が掲載決定

大槻教授らの研究グループによる論文(Habitual exercise decreases systolic blood pressure during low-intensity resistance exercise in healthy middle-aged and older individuals. Otsuki T, Kotato T, Zempo-Miyaki A)が、American Journal of Physiology Heart and Circulatory Physiology に掲載されることになりました。

大槻教授らの研究グループは、2010年~2012年の龍流連携事業で得られた研究成果を基に、独自の工夫をこらしたウォーキング講座を展開しています。安静時血圧が正常であっても、運動中の血圧上昇が大きいと心血管疾患の危険性が大きくなります。2013~2014年の龍流連携ウォーキング講座(血管はつらつ☆ウォーキング)のデータを分析したところ、6週間のウォーキングにより、腕の軽運動時における血圧上昇が改善しました。この結果は、運動を効果的に実践したり、その効果を適切に評価したりする上で有用な知見です。

この論文は研究者の関心を集めており、大槻教授は同誌の編集委員であるDavid Gutterman博士(Medical College of Wisconsin, Cardiovascular Center, Milwaukee, WI)のインタビューを受けることになりました.その内容は同誌のホームページで配信される予定です。

この研究は、龍ケ崎市民の皆様、龍ケ崎市コミュニティセンター、龍ケ崎市(企画課、市民協働課、保健センター)の協力を得て実施しました。皆様に心から感謝いたします。

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