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法学部学術情報 12月

2015年11月18発行の教育学術新聞で法学部尹敬勲准教授が「韓国の大学構造調整と私立大学の生きる道(上)」というタイトルのコラムを執筆しました。

記事内容
韓国の高等教育市場は2023年になると、大学の定員が学齢人口を超えるため、今の状況をそのまま放置すると、大学の序列化という枠組みのなかでブランドバリューが低い大学は定員確保が困難な状況に直面するという問題も予想されている。まさしく、大学が競争に負けると高等教育市場から退出させられる「チキンゲーム」が始まろうとしているのだ。このような高等教育が直面している危機的状況を見て、韓国の朴槿恵政府は大学の構造調整というカードを切った。全ての大学を評価し、教育研究と大学経営の面において評価が低いと判断された大学に対しては、政府からの財政支援を中断して、事実上強制退出させることが趣旨である。もちろん、この政策に対する大学側の反発は強い。今回の記事では、韓国の大学構造調整の政策の概要を紹介し、その中で先進的かつ大学経営で学生や企業から高い評価を得ている大学の事例を紹介している。