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学術研究

アクティブラーニングの実践事例:現場の商品企画担当者と学生によるパネルディスカッションを授業で開催

2015年12月21日(月)、「事業創造論(経営学科の専門基礎科目)」の時間に現場の商品企画担当者と学生によるパネルディスカッションが行われました(担当教員:崔光)。

事業創造論では、商品企画や新規事業に興味のある学生向けに事業創造に関する基本知識からビジネスモデルの構築までを様々なアクティブラーニング手法や企画案発表会、そして実際の起業家による講演会などで実践的に学ぶことができます。
本講座では、今年度に入り既に4人の起業家の方による講演会が開催されましたが、最後のゲストとして、ハイアールアジア社の永井千絵さん(ニュープロダクツグループマネージャー)にお越しいただき、「家電の終焉―価電・可電の時代へ―」というテーマでご講演を頂くと同時に、学生企画チームとのパネルディスカッションにも参加していただきました。
同社は、昨今立て続けにユニークな新製品を発表して話題を集めており、最近発表された液晶ディスプレー付き冷蔵庫「AQUADIGI」という商品は、日経TRENDY(2015年12月号)から発表された2016年度ヒット予測ランキングでは何と第2位に選ばれるほど、アイデアの革新性が高く評価され、まだ未発売(2016年4月発売予定)にもかかわらず、低迷している日本の家電業界に新しい旋風を巻き起こすものとして高く評価されております。
本講座では、期末に学生チームによる企画案発表会が予定されていましたが、そのチームのテーマが「近未来の冷蔵庫事業企画」というもので、かなりの完成度に仕上がっていました。そこに一つの偶然が重なります。11月中旬、担当教員が参加したあるセミナーの展示会で永井さんと出会い、学生チームの企画案の話を紹介しましたところ、「学生側の斬新なアイデアも積極的に取り入れていきたい」ということで、急遽両者のパネルディスカッションが実現することになりました。