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スポーツメンタルトレーニングフォーラムに参加しました(スポーツ健康科学部 武田准教授 スポーツ健康科学科2年 佐々木勇貴)

スポーツメンタルトレーニングフォーラムに参加しました(スポーツ健康科学部 武田准教授 スポーツ健康科学科2年 佐々木勇貴)

「国際競技力向上に向けた心理サポート」というテーマを掲げスポーツメンタルトレーニングフォーラム第10回記念大会が,8月28日から30日まで,東京にある国立スポーツ科学センターおよび味の素ナショナルトレーニングセンターで開催されました。
トップアスリートへの心理サポートを実践している本学の武田准教授とスポーツ健康科学科2年生でスポーツ心理学やメンタルトレーニングに関心を持つ佐々木勇貴君が参加しました。

国際競技力向上のテーマに相応しい内容は,米国オリンピック委員会(United State Olympic Committee: USOC)のスポーツ心理学者Dr. Peter Harbelによる米国代表チームへの実践や専門的アプローチの紹介,元競泳日本代表選手の中村礼子氏による競技体験の講演,そしてバドミントン・ナショナルチームの朴ヘッドコーチ,ウエイトリフティング・ナショナルチームの城内コーチによるコーチの求める心理サポートについてのディスカッションなどが盛り込まれておりました。2020年の東京オリンピック・パラリンピックへ向けて“こころへのアプローチ”についても盛り上がってきているようです。

積極的に参加した佐々木君の感想
今回のフォーラムに参加し,“mindfulness”ということについての話があり,関心を持ちました。自分の感情と向き合い,どんなマイナスな感情があろうと,その感情を許してあげることが大事だということがわかりました。でも,まだまだ勉強不足だなとも感じました。精神科の先生による講義にも参加しましたが,専門用語がたくさん出てきて,聞いていても何を言っているのか全くわかりませんでした。もっと専門的に学ぶ必要があると感じました。
また,アメリカからのスペシャルゲストであるピーター先生の話はすべて英語でした。私には英語を聞いて理解することがほぼできませんでした。これからは英語にもっと力を入れて勉強し,普通に聞いて理解でき,話せるレベルまで能力を向上させたいと思いました。さらに,同じ分野を学びたいと思っている同年代の学生がいたことがとても刺激になり、よき出会いとなりました。彼らとの関係をこれからも大事にしていきたいです。

写真:左から,武田准教授,Dr. Peter,佐々木君 
武田准教授とDr.Peterは2008年の北京五輪で知り合い,それ以降毎年国際会議で顔を合わしたり,近況を時折連絡したりするなど親睦を深めています.