スポーツ健康科学部

龍ケ崎

Health &
Sport Sciences

スポーツ健康科学部

スポーツ健康科学科

学びの特色

  • 特色1

    あなたの好きな
    スポーツのことが学べる

    将来スポーツに関する仕事に就きたいあなたへ、教員やトレーナー以外にもスポーツに関する仕事はたくさんあります。あなたが楽しいと思える・あなたに合うスポーツに関する知識やスキルが学べます。

  • 特色2

    あなたの愛する人を
    救える力を学べる

    学科に所属する全員が救急救命の資格取得を目指します。今後、スポーツに関わる際には、「安全」はどのような分野でも必要な知識とスキルになります。

  • 特色3

    実践的に学ぶことで、
    あなたのチカラを伸ばす

    「健康づくりのプログラムを考案し、地域や病院で実践する」「地域や学校で子どもたちにスポーツの指導をする」など、実践的な機会が豊富です。

学びの分野

  • スポーツ教育

    #保健体育 #学校教育

    スポーツをすることの楽しさを伝えられる体育の教員になるために、体育の専門的知識をはじめ、教育学、授業教材の開発、効果的に伝える技術などを学びます。
  • 競技スポーツ

    #コーチング #スポーツ栄養・医学

    選手やチームが競い合う力を向上させるために、技術や戦術・精神力・チームワーク・人間力を高めるなど、パフォーマンスを向上させる要因について学びます。
  • 生涯スポーツ

    #マネジメント #スポーツ政策

    一生涯を通じて心身ともに健康的な生活を送れるようにするために、健康の維持・増進、ストレス解消、社交性を高める機会、スポーツを楽しむことを提供できる方法を学びます。
  • スポーツトレーナー

    #リハビリテーション #スポーツ心理学

    チームや個人のアスリートに身体的なケアとトレーニングを提供するために、怪我の予防や応急処置、リハビリテーション、トレーニングとコンディショニング、栄養指導などについて学びます。
  • スポーツ教養

    #メディア #法律 #国際協力

    スポーツと文化、スポーツと法、スポーツと政治、スポーツとメディア、スポーツと国際協力など、スポーツと社会との幅広い関わりについて学びます。

スポーツ健康科学科の“実学”

  • アスレティックトレーナー
    実習Ⅰ

    怪我をしてから競技復帰するまでに必要な、アスレティックリハビリテーションの知識とスキルを身につけます。実際に怪我をしている選手に対して、教員の指導も受けながら、実践的なサポートを行います。

  • モルックで地域住民とつながろう
    (福ヶ迫ゼミ)

    フィンランド発祥の誰もができるモルックを松戸市で行い、家族、友人などのつながりを深める活動です。学生も住民とのつながりを大切にし、地域で生きること、誰かとつながっていることを学習します。

スポーツ健康科学科ゼミテーマ一覧(一部抜粋)

  • オリ・パラのどちらにも関わるスポーツ医学(山田ゼミ)
  • 一次救命の普及に関するプロジェクト(稲垣ゼミ)
  • 高齢者の健康増進とプロ野球のプロモーションで地域を元気にするプロジェクト(大槻ゼミ)
  • スポーツの技術やパフォーマンスの向上について(高松ゼミ)
  • スポーツと地域振興 新しいスポーツを考えて地域を元気にする(田畑ゼミ)
  • 怪我を予防しパフォーマンスの改善へ(小粥ゼミ)
  • スポーツ栄養学の理論と実践:健康パフォーマンス向上の両立を目指して(膳法ゼミ)
  • 体力トレーニング理論と実践(吉川ゼミ) など

カリキュラム

1年生

学びの分野
スポーツ教育
競技スポーツ
生涯スポーツ
スポーツトレーナー
スポーツ教養
必修科目
基本科目
  • 1年演習A
  • 1年演習B
  • 情報リテラシー演習
  • データリテラシー演習
必修科目
学部学科科目
  • スポーツ健康科学概論
  • 海浜実習
選択必修科目
専門基礎科目Ⅰ
  • スポーツ哲学
  • スポーツマネジメント論
  • スポーツ心理学
選択必修科目
専門基礎科目Ⅱ
  • スポーツ医学
  • 衛生・公衆衛生学(運動衛生学を含む)
  • 機能解剖学Ⅰ
  • スポーツ栄養学Ⅰ
選択必修科目
専門基礎科目Ⅲ
  • スポーツ運動学
  • 発育発達老化の理論・実習
スポーツ実技科目Ⅰ
  • 体つくり運動
  • 器械運動
  • 陸上競技
  • 水泳・水中運動
スポーツ実技科目Ⅱ
  • バスケットボール
  • サッカー
  • ラグビー
  • アメリカンフットボール
スポーツ実技科目Ⅲ
  • 野球・ソフトボール
  • バレーボール
  • テニス
  • バドミントン
  • 卓球
スポーツ実技科目Ⅳ
  • 柔道
  • 剣衟
  • ダンス
  • 新体操
選択科目
専門発展科目
  • 教育原理
  • 教育社会学概論
  • 教育心理学
  • エアロビックダンス
  • エアロビック運動の理論
  • エアロビックダンス
選択科目
外国語科目
  • スポーツ専門英語
  • スポーツ専門英語
  • スポーツ専門英語
  • スポーツ専門英語
自由科目
資格科目
  • 教師論
  • 教育史

2年生

学びの分野
スポーツ教育
競技スポーツ
生涯スポーツ
スポーツトレーナー
スポーツ教養
必修科目
基本科目
  • 2年演習A
  • 2年演習B
必修科目
学部学科科目
  • スポーツ救急理論・実習Ⅰ
選択必修科目
専門基礎科目Ⅰ
  • 安全教育
  • スポーツ人類学
  • スポーツ社会学
  • スポーツ政策論
選択必修科目
専門基礎科目Ⅱ
  • 学校保健学
  • スポーツバイオメカニクス
  • 健康教育学
  • スポーツ生理学
選択必修科目
専門基礎科目Ⅲ
  • 体力トレーニング論
  • コーチング論
  • メンタルトレーニング論
選択科目
専門発展科目
  • 学校教育現場実習
  • 保健体育科教育法ⅠⅡ
  • 保健体育科教職実践
  • リハビリテーション理論・実習Ⅰ(基礎)
  • コンディショニング理論・実習Ⅰ(基礎)
  • 測定評価理論・実習
  • スポーツと法
  • コンディショニング理論・実習Ⅰ(基礎)
  • ジョギング・ウォーキング
  • 健康管理学
  • 測定評価理論・実習
  • 健康づくりと運動プログラム
  • トレーナー概論
  • スポーツ栄養学Ⅱ
  • リハビリテーション理論・実習Ⅰ(基礎)
  • 測定評価理論・実習
  • 健康管理学
  • スポーツボランティア論・実習
  • キャンプ実習
  • スキー・スノーボード実習
  • ニュー・スポーツ実習
  • スポーツと法
  • スポーツと国際交流
  • スポーツと文化
自由科目
資格科目
  • 道徳教育論
  • 教育相談
  • 特別な支援を要する生徒の理解
  • 特別活動及び総合的な学習の時間の指導法
  • 教育課程論
  • 生徒指導論
  • 運動負荷試験
  • 健康づくり施策論
  • 機能解剖学Ⅱ

3年生

学びの分野
スポーツ教育
競技スポーツ
生涯スポーツ
スポーツトレーナー
スポーツ教養
必修科目
基本科目
  • 3年演習
必修科目
学部学科科目
  • スポーツリーダー実習
選択必修科目
専門基礎科目Ⅰ
  • スポーツ史
  • スポーツ教育学
選択必修科目
専門基礎科目Ⅱ
  • 精神保健学
選択必修科目
専門基礎科目Ⅲ
  • スポーツ技術・戦術論
  • スポーツ情報戦略・分析論
  • アダプテッド・スポーツ論
選択科目
専門発展科目
  • 教職特論演習ⅠⅡ
  • スポーツ教材研究ⅠⅡ
  • スポーツ外傷・障害と予防
  • トレーニング実習
  • コーチング理論・実習
  • スポーツ救急理論・実習Ⅱ
  • スポーツプロモーション論・実習
  • スポーツ外傷・障害と予防
  • ゴルフ実習
  • トレーニング実習
  • 健康産業施設等現場実習
  • スポーツ救急理論・実習Ⅱ
  • ライフセービング実習
  • リハビリテーション理論・実習Ⅱ(応用)
  • スポーツ外傷・障害と予防
  • トレーニング実習
  • スポーツプロモーション論・実習
  • ゴルフ実習
  • スポーツと政治
  • スポーツとメディア
自由科目
資格科目
  • 介護入門
  • 教育実習(事前指導)
  • 教育方法学(ICT 活用の理論と実践を含む)
  • アスレティックトレーナー実習Ⅰ(基礎)
  • 機能評価理論・実習
  • コンディショニング理論・実習Ⅱ(競技別)

4年生

学びの分野
スポーツ教育
競技スポーツ
生涯スポーツ
スポーツトレーナー
スポーツ教養
必修科目
基本科目
  • 4年演習
自由科目
資格科目
  • 教職実践演習
  • 教育実習(中学校・高等学校)
  • アスレティックトレーナー実習Ⅱ(応用)
  • アスレティックトレーニング理論・実習

授業Pick up

体つくり運動

体を動かす楽しさ・心地よさを味わい、それを伝える力を身につけることが目標です。身心の健康や運動を楽しむことにフォーカスすると、競技スポーツとは違った気づきがあるはずです。全学科生に受けてほしい授業です。

授業の流れ
  • 第1回 ガイダンス
  • 第2回 体ほぐしの運動①身心への気づき
  • 第3回 体ほぐしの運動②仲間との交流
  • 第4回 体の動きを高める運動①柔軟性
  • 第5回 体の動きを高める運動②巧緻性
  • 第6回 体の動きを高める運動③筋力・パワー
  • 第7回 体の動きを高める運動④持久力
  • 第8回 用具を使った運動①縄
  • 第9回 用具を使った運動②ボール
  • 第10回 用具を使った運動③Gボール
  • 第11回 実生活に活かす運動の計画
  • 第12/13回 運動の構成と指導 など全15回

トレーニング実習

競技力向上や健康増進のための体力トレーニングについて、方法論および指導法を実践的に学びます。目的および対象者を考慮し、運動の種類・強度・時間などを工夫した安全かつ効果的なトレーニングを指導できる人を目指します。

機能評価理論・実習

選手の身体機能を多角的に評価できるよう、知識や技能だけでなく評価の「視点」を学び、選手の長所と短所を探り、トレーニングやリハビリテーションの効果を何倍にも引き上げられるようになることを目標にしています。

STUDENT’S VOICE

体育が苦手な生徒も
楽しめる授業を

将来の目標は体育教員です。中学で出会った体育教員の「やる時はやる、楽しむ時は楽しむ」というメリハリのある指導が印象的で、自分もそんな教員を目指したいと考えました。体育が得意な生徒、苦手な生徒とさまざまでしょうが、全員が楽しめる授業ができる教員になりたいです。

スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 2年(取材当時)
増永 海翔さん

増永さんの1日のスケジュール

1 9 : 0010 : 30 健康教育学 スポーツ社会学 2年演習(ゼミ) メンタル
トレーニング論
2 10 : 4512 : 15 保健体育科
教育実践
歴史学(日本史) スポーツ専門英語 English
Communication
初級Ⅱ
スポーツ人類学
3 13 : 0514 : 35 テニス 陸上競技 柔道 野球・ソフトボール
4 14 : 5016 : 20 特別活動及び
総合的な学習の
時間の指導法
5 16 : 3518 : 05 道徳教育論 健康管理学

亀田総合病院・亀田スポーツ医科学センター 内定

理想の内定先で患者をサポートしたい

医療に近い現場、かつ高度な知識・技術が必要となるトレーナーとして働けるのが就職先の条件。企業は就職キャリア支援センターの先生から紹介していただき、企業研究、自己アピールの方法をしっかりと身につけました。運動指導と機能改善を通して、患者さんへのサポートに取り組みたいと思います。

スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 川窪 遼さん

GRADUATES’ VOICE

大学で得た経験が 選手のサポートの 土台になっている

2023年3月 スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科卒業
松本 莉生さん

現在は、サッカークラブ「ジェフユナイテッド市原・千葉レディース」にフィジカルコーチとして所属し、女子中高生の選手を対象に、ケガ予防のためのトレーニングやリハビリ明けのサポートを行っています。大学で入ったライフセービングクラブ・コンディショニングチームで女子サッカー部をサポートしていた時に、ケガで長期離脱する選手を減らしたいと感じ、フィジカルコーチを志しました。在学中に機能解剖学や測定理論実習、スポーツ栄養などの授業で知識を身につけていたため、現在のチームのメディカルスタッフともコミュニケーションが取りやすく、スムーズなサポートにつながっています。

取得可能な教員資格

  • 中学校教諭一種免許状「保健体育」
  • 高等学校教諭一種免許状「保健体育」

目指せる進路

  • 保健体育教師
  • スポーツクラブおよび公共スポーツ施設におけるインストラクター
  • スポーツトレーナー
  • プロスポーツ選手
  • 公務員 など

最新NEWS

2025.07.18 学科トピックス お知らせ スポーツ健康科学科

【スポーツ健康科学科】コーチング論

 今回は、授業(コーチング論)の紹介です。コーチング論では、コーチングに関する理論を学ぶと共に、実践としてマイクロコーチングを体験します。


 マイクロコーチングとは、コーチとしての学習のために、コーチングを学ぶ仲間同士・少人数で・心理的安全のもと、コーチとしての学びを深めていく手法です。ここでは、自身のコーチングを撮影、コーチとしての発語を文字起こしして分析し、コーチングの質を高めていきます。


学生は、コーチ経験がある者もいれば無い者もいます。研究報告では、コーチの学習はプレーヤー時代から始まっているとも言われており、この授業でも一人ひとりの貴重な意見を集約して、授業をアクティブにしています。

学生の感想:
・コーチングを実践してみて、他の人がどんな工夫をして指導しているのか知ることができ、同じ目的でもアプローチの仕方に個性があってとても面白く感じた。
・他の人のコーチングをみてよかった点や、悪かった点、こうしたらよかったなと思う改善点が見つかったと思いました。
・実際にコーチングをする難しさ、相手をどう行動させるかの難しさについて学びました。

2025.07.15 学科トピックス お知らせ スポーツ健康科学科

全員がライフサポーターです!


スポーツ健康科学科には、将来、体育・スポーツ・健康の分野で働きたいと考えている学生たちがたくさんいます。体育教師、指導者、コーチ、トレーナー、プロ選手…などになって活躍するであろうそれぞれのスポーツ現場では、一次救命処置や応急手当を熟知していることは安全を担保する上でとても重要なことです。スポーツ健康科学科では、2年次の必修科目に「スポーツ救急理論・実習Ⅰ」が配置され、全員が傷病者を助けられるようになります。さらには、授業内で、日本赤十字社の「赤十字ベーシックライフサポーター(基礎講習)」と「赤十字救急法救急員」の資格取得にも挑戦することができます。(スポーツコミュニケーション学科では選択必修科目として履修可能)スポーツ健康科学科の学生は、全員が大切な人のいのちを守ることができます。

・授業を受ける前までは、人が急に倒れたらびっくりして何もできなかったが、授業を受けるたびに、助けられる自信がついていき、普段の学びが自信になった。
・救急隊が到着するまでに救命手当ができるかどうかが大きく命に関わるので、今回学んだことをしっかりと活かしたい。
・何回も練習を繰り返したので、もし実際に人が倒れていたら自信を持って救命手当をできるし、救命手当で一番重要なのは自分の命だということを改めて理解できた。
・心肺蘇生の細かな流れについて知らない部分があったが、授業では詳しく、そして何度も練習できたので身についた。
・いつ実践することになるかわからないので、いつでもできるよう準備しておきたい。
・高校までの知識では曖昧なところがあり助けられる自信はなかったが、今回の授業を通じて人を助けられる自信がついた。
・救命の知識があるのとないのでは救える命の数が違うということに気づいた。
・人工呼吸の際には唇を当てるようにして、1秒間で入れるということが1番難しかった。
・胸骨圧迫や人工呼吸を授業で1回だけでなく、繰り返しできるようになるまで練習したため、コツや知識が身についた。
・救護シミュレーションの授業を通じて、怪我人の気持ちがよくわかった。
・授業のたびに実技の確認をしたことで自然と体や頭に入っていたので、繰り返しやることが重要だと気づいた。
・より早く丁寧に手当をすることが怪我人や急病人の命を救う上で、大事だと思った。
・知識や技術は身についたが、実際の現場になった時に動けるかどうかが大切だと、救護シミュレーションを通じて気づかされた。

2025.07.14 学科トピックス お知らせ スポーツ健康科学科

WEリーグにおけるインターンシップ活動紹介

大池華(3年:小粥ゼミ)

女子サッカープロリーグWEリーグのチームである、ちふれASエルフェン埼玉でインターン生として活動しています。活動内容は、週1回をベースとして、ジュニアユース、ユースチームにおいて、主に、ウエイトトレーニングやウォーミングアップを担当しています。大学での学びのアウトプットの場としても活動させていただいています。時には、トップチームの練習や試合のサポートにも入らせていただいています。


学生のコメント

普段は学生トレーナーチーム(ライフセービングクラブ・コンディショニングチーム)に所属し、女子サッカー部のサポートや地域の方々への運動指導などを実践しています。エルフェンでは、大学、ゼミ、クラブ活動での学びを活かして、選手が成長できるようにフィジカル面のサポートをしています。プロを目指し向上心のある選手と、高みを目指して活動できることがすごく楽しいです。また、より選手が成長するトレーニングを考えることで、選手とともに自分自身の成長にも繋がり、すごく良い活動ができています。

(左:地域の方々へのパーソナルトレーニング、右:女子サッカー部でのウォーミングアップ)

学科トピックス
2025.07.10 学科トピックス お知らせ スポーツ健康科学科 スポーツコミュニケーション学科

スポーツ健康科学部 海浜実習

スポーツ健康科学部の海浜実習(必修)が沖縄県渡嘉敷島で開講されました。この授業には2泊3日の日程で3班に分かれて、約330名の学生が受講しました。渡嘉敷島までの行程は、羽田空港から飛行機で那覇空港まで移動し、泊港から高速船を使って約35分で到着することができます。

私達が実習する渡嘉敷島は、国立公園に指定された場所であり、慶良間ブルーと称される青い海と珊瑚の白い砂浜が広がっています。一方で、太平洋戦争中に島民が被害を被った場所でもあります。こうした場所で授業が開講される大学は本学以外に数少なく、スポーツ健康科学部が2006年にスタートしてから数えて20回目の実習になります。
過去には、台風や波浪の影響で延期となるなど困難を経験してきましたが、今年は、実習前に梅雨が明け、全ての日程で晴天となり、学生にとっては水辺活動を学ぶ充実した実習になったと思います。
滞在中は、沖縄青少年交流の家で宿泊し、朝のラジオ体操や国旗掲揚から始まり、決められたルールで集団生活を送ります。
最近では、学校体育でプールの時間が縮小され、水辺で活動する経験が少なくなってきたことにより、川や海で事故に遭うこともニュースで報道されるようになってきました。自らが体験した水辺の楽しさと、何が危ないのかなども理解しながら活動の理解を深めて欲しいと思います。

次回は、11月に同じ渡嘉敷島で、スポーツ健康科学部の他の学生が実習を受講する予定です。

2025.07.08 学科トピックス お知らせ スポーツ健康科学科 スポーツコミュニケーション学科

「海浜実習」から帰ってきました!



ただいまもどりました!スポケンの学生は、龍ケ崎キャンパスから飛び出して、2泊3日の渡嘉敷島(沖縄県)で海浜実習に行ってきました。日本でもトップレベルの自然を持つ慶良間ブルーの海、その綺麗さを守っている森の木々、白い雲と青い空、水中では、ニモ(クマノミ)や色とりどりなサンゴ、カラフルな小魚たちが私達を出迎えてくれました。この日本一のロケーションで、海で溺れないためのスキル、仲間を助ける救助体験、海を思いっきり楽しむためのアクティビティーを指導者の視点で学んで帰ってきました。

25名の学生たちから、一番印象に残ったこととその感想をもらいました。

救助の難しさ:足がつかなくなってからの救助がとても難しく、チューブを持っている自分でさえ溺れそうになるくらいだったのでびっくりした。溺れた人を助けようとして自分が溺れるという事故が多いのも納得できた。
シュノーケリング:沖縄の海が初めてだったので、海の透明さと砂浜の白さにすごく驚いた。
青少年の家の歴史:元々戦争が終わった時にアメリカ軍のミサイル基地だとは思わなかった。平和の為に改変されて今の形になったのでこのまま繋いでいってほしい。
海が美しいこと:シュノーケルという初めてする体験で、あの美しさの海でできたことがとてもいい経験になった。
集団自決:自分たちは碑まで行って帰ってこられたけど、死んでしまった人はあの道を帰ることなく死んでしまったというのを深く感じた。
命の大切さ:慰霊碑で学んだことや海の実習での助け方などで命の大切さを学んだ
サバイバルスイム:全員で助け合うチームワークの課題はとてもためになった。
集団生活:集団生活という決まったスケジュールという環境でも、少し見方などを変えるだけで楽しみ方が全然違った。自分次第だった。
海の綺麗:海が綺麗ですごく良かった しかし、海が綺麗すぎると魚が生きられないことに驚いた。
海が綺麗だった:砂浜はゴミなどが一つもなく綺麗になっており、海の中も透き通っていた。
:龍ヶ崎で見た事ないくらいきれいで、まるでプラネタリウムにいるようだった。
シュノーケリング:海がとても綺麗でとても印象に残った。海の魚やカメなどを水族館以外で見たことがなかったのでとても感動した。
海の楽しさ:行く前は、海は怖いイメージがあったが、渡嘉敷に行きとても海が綺麗で感動した。
自然が豊かで心が浄化された:この先生まれる子供達にもこの感動を味わってもらいたいので、この自然を守る自分ができる努力をしたい。
集団自決:集団自決を知って、「人はここまで追い詰められると、自分や家族の命すら手放してしまう」という恐ろしさに気付かされた。本来、生きたいはずの命が「死ぬしかない」と思い込まされる状況が、いかに人間性を失わせるかを痛感した。
シュノーケリング:渡嘉敷の青い海でみられる様々な生物を見られてとても感動した。
戦争の悲惨さ:高齢に伴い沖縄での戦争を経験した方が減ってきている。そこで、これからは、経験した話をどれだけ後世に語り継いでいけるかが大切。また、戦争が起こったことは絶対に忘れてはいけないことだと改めて感じた。
シュノーケリング:シュノーケルの時、海中で生きている生物を間近で観察し、生き物が必死に生きて自然の中で命が繋がっているのを感じて感動した。
携帯を探してくださった:素晴らしい先生たちのおかげで生活面も心配することなく、無事に過ごすことができた。道中のバスでの携帯忘れに、迅速かつ丁寧に対応してくれて、見つけてもくれた。感謝しかない。
ウミガメを見た:先輩からウミガメを見ることができるよって言われたけど、実際は見られることが少なかったりできなかったと聞いていたから不安というか心配だったけど、しっかりこの目で見ることができて嬉しかった!!!
慰霊碑:戦争が起こるということは、誰かが苦しんでいるということで、忘れずに今後も起きてほしくない。
消灯後の星が圧倒的(もしかしたら天の川だったかも?):夜の星空がすごく綺麗で、全ての電灯が消える23時の消灯後の星空は圧倒的だった。洗濯物を干しにベランダに出たのですが、何気なく見た空が宇宙に迷い込んでしまったかのような綺麗な星空ですごく感動した。今まで色々な星空を見てきたが人生で1番綺麗な星空だった。
チューブレスキュー:自分1人で泳いで進むのも大変なのに、人を引っ張りながら泳ぐのはとても大変だった。
自然を大切にすること:海、砂浜を綺麗に使うことが将来の世界をよくすることになるのではないかと考えていた。
救助の難しさ:水中で人を助けることは波の抵抗などがあってとても難しかった。
カヤック:水中とはまた違う水上でしか感じられない景色などを体感できた。

2025.07.07 学科トピックス お知らせ スポーツ健康科学科

【金子ゼミ】活動報告

「子供が大好き‼」が絶対条件の金子ゼミでは、子どもに関する様々なことを学びます。今年で4回目を迎える「わくわくデイキャンプ」では、主に発達障がいの子どもたちと保護者のためのスポーツイベントを行います。3歳~12歳の子どもたちと大学生がペアとなり、さまざまなスポーツ活動に挑戦!普段はなかなかチャレンジできないスポーツも、大学生のお兄さん、お姉さんたちと一緒なら、楽しくチャレンジできます。

スポーツ活動が得意な子も苦手な子も、誰でも楽しく取り組めるように、学生たちが自らプログラムを考案します。また普段子育て奮闘中のパパやママたちが、ほっと一息できるようなプログラムも用意します。子供たちが少しでも多くの成功体験ができるようなスポーツデイキャンプを今年も行う予定です。

学生の声
・ゼミで子供の発達について研究しています。「できないこと」をどうやってできるようにするかではなく、「できたこと」に焦点を合わせると次のステップに行ける、という大切なことを学びました。
・否定せず、子供たちの気持ちや発想を大切にしました。発達障がいの子どもたちと接することで、誰にでも個性があり、自分の当たり前が誰にとっても当たり前ではない、と気づきました。

入試情報 with RYUKEI