流通情報学部

新松戸

Distribution and
Logistics Systems

流通情報学部

流通情報学科

学びの特色

  • 特色1

    生産と消費をつなぐ
    仕組みを学習

    商品を市場に流通させるための「商取引」(売買)による所有権の移転、スムーズな「物流」と「情報」のやり取りについて基礎から学びます。

  • 特色2

    産学連携による実践講座や
    企業訪問が充実

    メーカー、卸売業、物流企業など毎年約70名の企業人講師を迎え、「ロジスティクス実践講座」や「情報システム実践講座」を実施しています。

  • 特色3

    新時代に欠かせない
    情報デザイン科目群

    スマートフォン利用の割引クーポン、ICTによる自動配送システムなどの情報活用科目を強化。資格取得のサポートも手厚く行っています。

学びの分野

  • 流通・物流

    #ロジスティクス #マーケティング #グローバルビジネス

    グローバル社会における商品販売、円滑なモノの動きを支える仕組みの基本と今後の戦略を学びます。
  • 情報・データサイエンス

    #AI #ビッグデータ #プログラミング

    AI、IoT、ビッグデータなどの高度情報技術の基盤となるプログラミングやデータサイエンスを学びます。
  • 流通×情報

    #デジタルマーケティング #メタバース #無人輸送

    AI、IoT、ビッグデータ、スマートフォンなどが社会、ビジネスでどのように応用されるのかについて具体的に学びます。

流通情報学科の“実学”

  • 専門家から学ぶ
    最新国際物流事情

    国際物流実践講座では、最前線で活躍されている専門家から最新の国際物流事情を学びます。また世界を結ぶ海上輸送や航空貨物輸送、複合輸送などの国際輸送の仕組みを理解し、世界各地の物流事情を知ることができます。

  • IT技術およびその課題・将来について
    (青笹ゼミ)

    インターネット、IoT、AI、ビッグデータ、スマホ、自動運転、Web3.0、メタバースなどに代表される日常的に不可欠で日々発展し続ける「IT技術」に関して、多様な観点からその課題や将来について議論します。

流通情報学科ゼミテーマ一覧(一部抜粋)

  • フリーソフトを用いたマーケティングデータ分析(天野ゼミ)
  • 手に職をつけよう:学びは講義(学問)だけではない!(石田ゼミ)
  • AI全盛の時代において、創造的に生きるために何が必要か?(小川ゼミ)
  • 2024年問題を中心とした物流の実態と問題を考える(大島ゼミ)
  • 企業にとって重要なロジスティクスへの理解を目指す(鈴木ゼミ)
  • マーケティング戦略をテーマにしたグループワーク(沼ゼミ)
  • ロジスティクス研究の実践(味水ゼミ) など

カリキュラム

1年生

学びの分野
流通・物流
情報・データサイエンス
流通×情報
必修科目
基本科目
  • 1年演習
  • 情報リテラシー演習
  • データリテラシー演習
必修科目
専門共通科目
  • ロジスティクス概論ⅠⅡ
  • 情報学概論ⅠⅡ
選択必修科目
専門基礎科目
  • 流通概論ⅠⅡ
  • 基本統計学ⅠⅡ
  • プログラミング基礎ⅠⅡ

2年生

学びの分野
流通・物流
情報・データサイエンス
流通×情報
必修科目
基本科目
  • 2年演習
選択必修科目
専門実践科目
  • NX(日本通運)寄付講座ⅠⅡ
  • 全国通運連盟寄付講座
  • 野村證券寄付講座
  • 情報システム実践講座
  • デジタルマーケティング実践講座
  • ロジスティクス企業訪問講座
選択必修科目
専門基礎科目
  • マーケティング論ⅠⅡ
  • 国際マーケティング
  • クリエイティブ産業論
  • ロジスティクスビジネス論ⅠⅡ
  • ロジスティクスシステム論ⅠⅡ
  • グローバルロジスティクス論ⅠⅡ
  • ロジスティクス管理論ⅠⅡ
  • 経営戦略論ⅠⅡ
  • 簿記論ⅠⅡ
  • 交通論ⅠⅡ
  • 応用プログラミングⅠⅡ
  • データベース論
  • アルゴリズム論
  • データサイエンス演習
  • 流通情報システム論Ⅰ
  • ロジスティクスとイノベーション
  • ネットマーケティング論
  • ヒューマンインターフェイス論
  • マルチメディア・コンテンツ

3年生

学びの分野
流通・物流
情報・データサイエンス
流通×情報
必修科目
基本科目
  • 3年演習
選択必修科目
専門実践科目
  • 物流マネジメント実践講座
  • 国際物流実践講座
  • 地域ロジスティクス実践講座
  • IoTロジスティクス実践講座
  • ロジスティクス実践講座
選択科目
専門発展科目
  • 流通政策論
  • 物流政策論
  • ソーシャルロジスティクス
  • 貿易実務論ⅠⅡ
  • グローバルビジネス論
  • 災害とロジスティクス
  • 組織戦略論
  • 広告論ⅠⅡ
  • 物流関係法
  • プロジェクト学習(ロジスティクス)A
  • システム分析演習
  • システム設計演習
  • WEBデザイン演習
  • インターネット技術論
  • ソフトウェア設計論
  • オペレーションズリサーチ
  • 情報化社会と情報倫理
  • 知的財産法
  • 消費者物流論
  • Eコマース論
  • 消費者行動論ⅠⅡ
  • 情報システムとイノベーション
  • マネジメントサイエンス
  • 先端情報科学論
  • 先端情報技術論
  • 流通情報学特殊講義

4年生

学びの分野
流通・物流
情報・データサイエンス
流通×情報
必修科目
基本科目
  • 4年演習
  • 卒業研究

授業Pick up

情報学概論Ⅱ

コンピュータやインターネットなど情報技術の概要、およびそれらを利用する際の注意点など、現代社会において情報を活用する際に必須となる知識について学びます。

授業の流れ
  • 第1回 ガイダンス
  • 第2回 アナログとデジタル、情報の基本単位ビット
  • 第3回 情報のコード化、デジタルデータの記録
  • 第4回 コンピュータとは
  • 第5回 デバイスドライバ、OS、アプリケーションソフトウェア、プログラミング言語
  • 第6/7回 デジタルコンテンツ
  • 第8回 インターネット、TCP/IP
  • 第9回 インターネットサービスプロバイダ、LAN
  • 第12回 マルウェア
  • 第13回 セキュリティ対策
  • 第14回 暗号化通信、電子署名
  • 第15回 まとめ

応用プログラミング

プログラミングと聞くと難しい作業というイメージを持っているかもしれませんが、我々は無意識のうちに日々プログラミングを行っています。身近な例で演習することで、プログラミングに対する抵抗感を取り除きます。

物流事業経営論ⅠⅡ

物流事業経営の安定した事業経営の基礎知識として、物流現場での労働時間短縮、業務改善、生産性向上など、現場業務面を主とした経営課題とその対応について、具体的な事例を通して理解します。

STUDENT’S VOICE

情報学の力で
物流の人手不足を救いたい

1年生時に履修した授業「プログラミング基礎」でHTMLやCSSという言語を学び、webサイトの制作に興味が出てきました。物流では人手不足が課題ですが、webサイトを活用して効率化をするなど、情報学で得た学びで問題解決に貢献できればと考えています。

流通情報学部 流通情報学科 2年(取材当時)
東 咲枝里さん

東さんの1日のスケジュール

1 9 : 0010 : 30 2年演習(ゼミ)
2 10 : 4512 : 15 スポーツ科学Ⅱ マーケティング論Ⅱ
3 13 : 0514 : 35 デジタル
マーケティング
実践講座
データサイエンス
演習
数学Ⅱ リベラルアーツ
演習
4 14 : 5016 : 20 English
Communication
初級Ⅱ
基本統計学Ⅱ キャリアデザインⅡ
5 16 : 3518 : 05
6 18 : 2019 : 50 交通論Ⅱ

株式会社NXワンビシアーカイブズ 内定

効果的だったZoom面接対策

システムの自社開発を行う企業であったこと、面接担当の方の人柄が良かったことが志望理由です。一次面接はZoomで行う企業が多かったので、キャリアアドバイザーから面接の際の目線や言葉づかいについて指摘を受けたのが役に立ったと思います。将来は、新たなシステムの開発をする業務に携わりたいです。

流通情報学部 流通情報学科 関口 伽風さん

GRADUATES’ VOICE

情報系と流通に関する学びが 今の仕事に直結していると実感

2014年度 流通情報学部 流通情報学科卒業
斉藤 奈津美さん

高校から情報系でWEB制作の基礎を学び、大学ではさらに流通の知識を身につけました。就活ではIT系に絞り、多くの先輩たちも活躍するNX(日通)グループである弊社を志望。流通についても学んでいたことから、就職後もNXグループ会社の業務理解が深まりました。また、ゼミで培った資料作成のスキルも役立っています。現在、会社ではWEB制作ディレクターを担当。NXグループ各社のWEBサイトの制作や運営に取り組んでいます。具体的には、顧客からのヒアリング、企画提案、スケジュールの進行管理など日々の運用業務のとりまとめや、広告などプロモーション支援、デザイン・撮影等のクリエイティブ業務までWEBに関する業務を幅広く行っています。自分が担当したWEBサイトの見栄えが良い、使いやすいといった声を聞くと、うれしく感じます。

「情報」と「教職」 異なる分野の学びが 今の仕事に活きている

2021年3月 流通情報学部 流通情報学科卒業
芥川 慶航さん

現在は、社内のPCやスマートフォンが故障した際の修理、サーバーの管理などを行うSE(システムエンジニア)として働いています。就職活動を始めた頃、自分に合う職種を見つけることに苦労したのですが、キャリアセンターのスタッフの方からいただいた「芥川君は作業に打ち込みつつ、人とのコミュニケーションも取るSEが合う」というアドバイスがしっくりきて、現在の仕事を選びました。SEの業務では、情報系の授業で培った電子機器に関する知識が活きています。また、社内の人に故障の原因や復旧の方法を伝える場面も多いため、教職課程の授業を通じて得た情報を伝えるスキルも役立っています。

取得可能な教員資格

  • 高等学校教諭一種免許状「情報」

目指せる進路

  • 小売業
  • 物流業
  • 卸売業
  • 商社
  • メーカー
  • プログラマー
  • webデザイナー
  • ITコンサルタント
  • システムエンジニア など

最新NEWS

2025.10.28 学科トピックス お知らせ 流通情報学科 メディア掲載

流通情報学部の児玉徹教授の取材コメントが「空前の『抹茶ブーム』 世界中のバイヤー訪れ破格の金額提示…生産・価格上昇の一方『日本人の茶離れ』懸念も」と題する2025年10月25日付の読売新聞記事に掲載されました

流通情報学部の児玉徹教授の取材コメントが「空前の『抹茶ブーム』 世界中のバイヤー訪れ破格の金額提示…生産・価格上昇の一方『日本人の茶離れ』懸念も」と題する2025年10月25日付の読売新聞記事に掲載されました。

同記事は、以下の読売新聞のオンラインウェブサイトから無料で閲覧できます。

●  https://www.yomiuri.co.jp/local/kyushu/news/20251025-OYTNT50079/ 

また同記事は、以下のYahooニュース上のウェブサイトにも転載されており、同ウェブサイト上でも無料で閲覧できます。

●  https://news.yahoo.co.jp/articles/6887521c07467e516552597c2532d8b12b80a68d 


以下に、当該記事に掲載された児玉教授の取材コメントの拡大図、当該記事を深く読み解くための児玉教授の解説文、同解説文に関連したスライド資料(農林水産省九州農政局主催の有機栽培茶に関するシンポジウムで児玉教授が用いた基調講演スライドからの抜粋)を、それぞれ掲載します。











上述の「農水省シンポジウムの基調講演で児玉教授が発表したスライド資料からの抜粋」は、2025年3月18日開催の農林水産省九州農政局主催シンポジウム「有機栽培茶生産・輸出拡大勉強会キックオフシンポジウム ~九州産有機栽培茶のこれから~」において児玉教授が行った基調講演「日本産有機茶の国際ブランドマーケティング ‐ワインの国際ブランドマーケティングからヒントを得る‐」のスライド資料からのものです。

同スライド資料は、以下の農林水産省ウェブサイトから無料ダウンロードできます。

●   https://www.maff.go.jp/kyusyu/keiei/zigyo/kyushunouseiyukicha.html 

また、児玉教授による同基調講演の内容は、2025年3月22日付の日本農業新聞記事(以下ウェブサイト参照)で紹介されています。

●  日本農業新聞 2025年3月22日 「有機茶 輸出拡大へ – 九州農政局シンポジウム ブランド化 事例提示」
   https://www.rku.ac.jp/news/45660/ 

2025.10.09 学科トピックス 流通情報学科 メディア掲載 保証人の方 地域・一般の方

流通情報学部 大島教授が、NHKラジオ「マイあさ!」に出演しました

流通情報学部の大島 弘明教授が、10月7日(火)放送のNHKラジオ「マイあさ!」の『けさの “聞きたい”』コーナーに出演し、「すすむ“置き配”その現状と課題」について解説しました。

(番組HPより)

「 “置き配”は便利だけど、配達後の盗難が不安…?」

トラックドライバーの時間外規制などに伴う人手不足が深刻化するなか、宅配サービスの効率化が求められています。ドライバーの負担軽減策の一つとしてあげられているのが、再配達を減らすために宅配ボックスや玄関前に荷物を届ける「置き配」。購入した商品を、不在時や対面でなくても受け取ることができるサービスで、利用者にとっても便利な反面、「配達後の盗難や破損が心配」という声も…

確実に1回で受け取り再配達を防ぐには… 10月7日に放送されたNHKラジオ「マイあさ!」では、「置き配の現状と課題」や「置き配をめぐる海外の先行事例」について大島教授が詳しく解説しています。

 大島弘明教授

当日の放送は、2025年10月14日(火)午前7:50まで、番組HPで配信されています。NHKの担当ディレクターによると、生放送後、SNSで多くのリスナーからメッセージが寄せられたそうです。みなさんの関心が高いテーマ、ぜひ聴いてみてください!(↓クリックするとコーナーを聴くことができます)

◆NHKラジオ「マイあさ!」火曜7時台 

▼キャスター:野村正育・福島佑理 
▽けさの“聞きたい”「すすむ“置き配” その現状と課題」大島弘明(流通経済大学 流通情報学部教授)
初回放送日:2025年10月7日

2025.10.07 学科トピックス お知らせ 流通情報学科 学術研究

味水佑毅教授らの研究グループが日本物流学会賞を受賞しました

流通情報学部の味水 佑毅(みすい・ゆうき)教授らの研究グループが、2025年度の日本物流学会賞を受賞しました。同賞は、2022年4月1日から2025年3月31日までに刊行された論文の中で、最も優れていると認められるものを対象としています。

 

【受賞者】
渡部 大輔(東京海洋大学)
味水 佑毅(流通経済大学)
根本 敏則(敬愛大学)

【受賞論文】
・対象論文:「ドローンを用いた撮影調査を通じた高速道路SA/PAにおける大型車の駐車行動の解析と駐車問題の解決策の提案」、『日本物流学会誌』、第32号、pp.111-118、2024年
・著者:渡部大輔(東京海洋大学)、味水佑毅(流通経済大学)、根本敏則(敬愛大学)、兵藤哲朗(東京海洋大学)、利部 智(公共計画研究所)、田邉 肇(多摩ドライビングスクール)

【受賞論文の概要】
高速道路の休憩施設(サービスエリア、パーキングエリア)では、特に深夜帯に大型車(主にトラック)の駐車マスの混雑問題が生じています。この問題に対し、本研究では、ドローンを用いて上空から動画撮影を行い、流入した大型車の挙動をデータ化を行いました。そして、そのデータを用いたパターン解析を通じて、適切な駐車マスの配置や車両誘導方策など、問題解決に向けた提案を行いました。

【味水教授のコメント】
このたびは伝統ある日本物流学会の学会賞を受賞し、大変光栄に思っております。
本研究で対象とした高速道路の休憩施設の混雑問題は、トラックドライバーの労働環境の改善を考えるうえでも解決が求められる喫緊の課題です。
今後も、本研究を基礎としつつ、物流課題の解決に貢献できる研究を実践していきたいと考えています。

学科トピックス
2025.10.03 学科トピックス キャンパスライフ 流通情報学科 産官学連携

企業訪問講座 (2025)

流通経済大学では、毎年度、産学連携による企業訪問講座を実施しております。今年度は以下の企業訪問を実施しました。
今回も、様々な拠点や倉庫を見学することで、授業で習ったことの確認や、新しい発見があったと思います。

お忙しい中ご協力いただきました企業様、ありがとうございました。

2025 年度 ロジスティクス企業訪問講座 日程
9 月 9 日(火)
オルビス東日本流通センター
埼玉県加須市鴻茎に位置するオルビス東日本流通センターは、化粧品・健康食品メーカーであるオルビスの東日本における物流拠点です。EC通販を主軸とする同社にとって、このセンターは迅速かつ正確な商品配送を支える重要なハブとなっています。AGV3330台やWMS(倉庫管理システム)を導入し、多様な顧客ニーズに応えるための効率的なピッキング、梱包、出荷作業が行われています。商品の品質保持にも配慮した保管環境が特徴で、顧客への安定供給を可能にしています。実際の現場を見学し、質疑応答を行いました。

味の素 久喜物流センター
味の素久喜物流センターは、埼玉県久喜市に位置し、食品メーカーである味の素グループの製品を東日本エリアに供給する大規模な物流拠点です。家庭用から業務用まで多岐にわたる製品の保管・管理・配送を担っており、特に食品の安全と品質を維持するための厳格な温度管理や衛生管理が徹底されています。
大口のものが多く、箱単位やパレット単位で保管・出荷が多かった印象です。
担当者に施設を案内していただきながら説明を受けた後、質疑を行いました。

 

9 月 10 日(水)
JR 貨物東京貨物ターミナル
東京都品川区に広がるJR貨物東京貨物ターミナルは、日本最大級の鉄道貨物輸送の拠点です。全国各地を結ぶ貨物列車の発着点として、多様な品目の輸送を担っています。特にコンテナ輸送においては、トラックとの連携によるモーダルシフトを推進し、環境負荷の低減にも貢献しています。広大な敷地内には、コンテナの積み降ろしを行うトップリフターや、貨物列車を仕分けするヤードが広がっています。
同じ荷主・貨物利用運送事業者で貸し切り、出発地から目的地のターミナルまで一括して輸送する貨物列車「ブロックトレイン」が入線してくる時間に合わせて見学し、同じ種類のコンテナが乗った列車から、どんどんとコンテナがトラックに載せられ運び出されていきました。

 

スクロールロジスティクスセンターみらい
通販事業を展開するスクロールグループの主要な物流拠点の一つです。ECビジネスの拡大に対応するため、自動倉庫システムやロボティクス技術を積極的に導入し、商品の保管からピッキング、梱包、出荷までの一連の作業を高度に効率化しています。特に、多品種少量生産や多様な配送ニーズに対応できるよう、柔軟性の高いオペレーション体制を構築しています。

9 月 11日(木)
国際物流総合展 2025
物流業界における最新技術やサービスが一堂に会するアジア最大級の展示会です。国内外の物流事業者や関係者が集まり、情報交換やビジネス創出の場としても機能します。学生は東京機械製作所、SBS ホールディングスのブースを見学後、自由見学を行い、午後から JILS ツアー「学生のための物流展見学ツアー」に参加して、他校の学生や、人事担当者と交流しました。


9 月 17日(水)
三井不動産 Logistics Park
全国各地で展開する先進的な物流施設シリーズです。最新鋭の設備、高い耐震性能、環境配慮設計などを特徴とし、倉庫機能だけでなく、オフィスやアメニティスペースを併設することで、働きやすい環境も提供しています。最新のショールームを見学した後、「&モール」の倉庫を見学しました。

コクヨサプライロジスティクス(株)
コクヨ製品の調達物流から生産物流、販売物流まで、サプライチェーン全体を統括し、効率的かつ高品質な物流サービスを提供しています。全国に広がる物流ネットワークとITシステムを活用し、迅速な商品供給とコスト削減を実現しています。また、環境負荷低減に向けた取り組みも積極的に行っています。見学後、カウネットの誕生の歴史などをお話しいただき、ネット通販に関しての質疑応答を行いました。

9 月 19 日(金)
東京都中央卸売市場豊洲市場
2018年に築地市場から移転した、日本最大級の生鮮食料品市場です。水産物部、青果部、仲卸売場、物販・飲食施設で構成され、全国および世界各地から集まる新鮮な食材が取引されます。高度な衛生管理と温度管理が徹底され、品質管理が厳しく行われています。東京の食を支える重要な物流拠点であり、国内外への食料品供給のハブとなっています。
概要説明の後、マグロセリの会場や、仲卸、青果部(自動立体低温倉庫)などを見学しました。

ヤマト運輸「羽田クロノゲート」
羽田空港に隣接する立地を活かし、国内だけでなく国際間の高速輸送を可能にしています。仕分けや配送だけでなく、付加価値サービス(医療機器の洗浄・滅菌、アパレルの補修、商品の加工など)も提供する「バリューネットワーキング」構想の中核施設です。24時間365日稼働し、最新鋭の自動仕分け機や情報システムを駆使することで、多種多様な荷物を全国、そして世界へ迅速に届けています。一般の見学コースを見た後で、会議室で質疑応答を行いました。

2025.09.03 学科トピックス お知らせ 流通情報学科 メディア掲載

流通情報学部の児玉徹教授の論文「美術界における贋作問題についての一考察 – 美術品取引市場の健全化に向けて -」の内容がAbema Primeの報道番組「贋作の世界 名画に似た偽物!? 騙される美術館」(2025年8月28日放送)で紹介されました

流通情報学部の児玉徹教授2025年3月に発表した以下の論文の内容が、Abema Primeの生放送の報道番組で紹介されました。

   児玉徹(2025a)「美術界における贋作問題についての一考察 – 美術品取引市場の健全化に向けて – 」
   『流通経済大学流通情報学部紀要』 29(2), 27-88.
   ✧ダウンロード先は本ウェブページの最下部を参照

同論文が紹介された番組は、Abema Primeの生放送番組「贋作の世界 名画に似た偽物!? 騙される美術館」(2025年8月28日22:15〜22:48放送)当初、同番組のディレクター(テレビ朝日)から児玉教授へ、同番組での生出演の依頼がありました。しかし同教授のスケジュール調整がつかず、同ディレクターからの児玉教授に対する事前の取材内容に基づきながら、上記の児玉教授論文からの3つの情報が同番組内で紹介(出典元明記)されるかたちとなりました。

また、同番組制作にあたって、児玉教授が2025年6月に発表した以下の論文の内容も、部分的に参考にされました。

   児玉徹(2025b)「国際的な美術品取引市場における贋作問題 – その対応策に関するいくつかの重要視点」
   『季刊国際貿易と投資』140, 75-98.
   ✧ダウンロード先は本ウェブページの最下部を参照

以下に、(1)本Abema Prime番組の概要(視聴先のURLを含む)、(2)児玉教授論文(2025a)からの3つのトピックに関する要約引用情報、(3)本番組内容を読み解くための児玉教授の視点、(4)上記2つの児玉教授論文(2025aと2025b)のダウンロード先URLを、それぞれ掲載します。


(1)本Abema Prime番組の概要(視聴先のURLを含む)



  • 本番組は以下のAbemaウェブサイト上で無料公開されています(33分の正規ヴァージョン)

    https://abema.tv/video/episode/89-66_s99_p6668 
    ➣携帯電話でAbema番組を視聴するためにはAbemaアプリのダウンロードが必要(無料)

 

<番組テーマ>
マリー・ローランサン美術館がローランサンの真作として所蔵する絵画「アルフレッド・フレヒトハイムの肖像(Alfred Flechtheim)」について、ドイツ人画家ウォルフガング・ベルトラッキの手による贋作の可能性が取り沙汰されています。

本番組では、同美術館館長の吉澤公寿氏が、当該絵画の実物をスタジオに持参し、当該絵画の真作性や贋作性をはじめ、国際的な美術品取引市場に贋作が大量流通している問題などについて、さまざまな議論が行われました。

「アートビジネス」「アート産業」「国際的な美術品取引」「贋作の大量流通」「美術史」「芸術学」に興味のある方は、必見!
ぜひ上記URLよりご視聴下さい。

 

(2)番組内で映し出された児玉教授論文(2025a)からの要約引用情報








(3)本番組内容を読み解くための児玉教授の視点


(4)児玉教授論文(2025aと2025b)のダウンロード先URL

 

     児玉徹(2025a)「美術界における贋作問題についての一考察 – 美術品取引市場の健全化に向けて – 」
              『流通経済大学流通情報学部紀要』 29(2), 27-88.
https://researchmap.jp/torukodama/published_papers/49173105/attachment_file.pdf



 

 

     児玉徹(2025b)「国際的な美術品取引市場における贋作問題 – その対応策に関するいくつかの重要視点」
              『季刊国際貿易と投資』140, 75-98.
https://researchmap.jp/torukodama/published_papers/50229688/attachment_file.pdf

 

2025.08.18 学科トピックス お知らせ 流通情報学科 メディア掲載

流通情報学部の児玉徹教授の取材コメントが「国内地域産小麦からつくられる『新麦パン』の地域ブランドマーケティング」を取り上げた日本農業新聞記事(2025年8月8日付)に掲載されました

流通情報学部の児玉徹教授の取材コメントが「国内地域産小麦からつくられる『新麦パン』の地域ブランドマーケティング」を取り上げた2025年8月8日付日本農業新聞記事(※)に掲載されました。


     ※日本農業新聞は、世界で唯一の日刊農業専門紙「日本農業新聞」の発行をはじめ、
      食と農の総合情報メディア、JAグループの情報受発信センターとして、多様な媒体を用いた
      情報発信を行っている新聞社:https://www.agrinews.co.jp/


以下に、当該記事、当該記事に掲載された児玉教授の取材コメントの拡大図、当該記事を深く読み解くための児玉教授のワンポイントアドバイス、同アドバイスに関連した児玉教授の研究に関する他の情報を、それぞれ掲載します。










上述の「本記事を深く読み解くために」で言及された「抹茶の世界でのテロワール思想の導入・制度化」について、児玉教授は、2025年3月18日に開催された農林水産省九州農政局主催の「有機栽培茶生産・輸出拡大勉強会キックオフシンポジウム ~九州産有機栽培茶のこれから~」の基調講演の中で、触れています。その基調講演の内容は、以下の日本農業新聞記事で紹介されています。

  • 日本農業新聞 2025年3月22日 「有機茶 輸出拡大へ – 九州農政局シンポジウム ブランド化 事例提示」

また、上述の「本記事を深く読み解くために」で言及された「ジャパニーズウイスキーの定義問題」についての児玉教授の取材コメントが、以下の朝日新聞記事において掲載されています。

 

  • 朝日新聞 2024年11月27日 「『蒸留所』を訪ねると…日本のウイスキー『世界からそっぽ』の恐れも」

 

以下の本学ウェブサイトには、食文化産業に関して児玉教授が実践する研究活動のごく簡単な紹介文が掲載されています。


食文化産業に関して児玉教授が実践してきた研究活動のうち、ワイン産業に関する研究は、部分的に、以下の科学研究費プロジェクトを通して実施されました。

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