美容の道に進み、自信あふれる笑顔を生み出したい。授業で学んだ「おもてなしの心」が夢を叶える力になる。

社会学部 国際観光学科 3年 神田 奈々美

女性の“キレイ”を支えられる人に

私には「女性をキレイにするサポートがしたい」という夢があります。店頭でお客様にメイクやカウンセリングをする美容部員など、化粧品や美容に関する仕事に就ければうれしいですね。きっかけは私自身が化粧を覚えてからコンプレックスが改善され、自分に自信が持てるようになったこと。「“美しくなる”ということは“心のケア”につながるのだ」と分かり、少しでも女性の心を豊かにするお手伝いがしたいと思うようになったんです。大学生になってからは接客を勉強するために、百貨店やドラッグストアへ化粧品を買いに行くことが多くなりました。美容部員は商品のことを熟知していて、私の服の色に合った色を的確にすすめてくれ、夢への思いは日に日に大きくなっています。最近は友達の誕生日プレゼントに、似合いそうなリップを贈るなど、たくさんの人に化粧品の魅力を積極的に伝えています。

豊富な研修でプロの仕事ぶりを体験

国際観光学科には将来の役に立ちそうな研修がたくさんあります。2019年2月に「添乗員の仕事とおもてなしの心を学ぶ」目的でヨーロッパへ研修旅行に行きました。初めての海外旅行で不安もあったのですが、添乗員のスムーズで臨機応変な対応に何度も助けられましたね。また穴場スポットも教えていただき、「“もてなす”とはお客様のことを第一に考えること」と実感できたのは貴重な体験です。
また、東京や神奈川、栃木の都市型ワイナリーを巡るツアーに参加する機会もありました。生産者の中には「素材の味を生かした高級なワインを提供したい」と試行錯誤している人もいれば「安くて良いワインをつくり、できるだけたくさんの人に飲んでほしい」と普及に注力している人もいて、考え方の違いに驚いたのを覚えています。
これらの体験から私が目指している美容業界でも、化粧品などの商品を売るときにはお客様はもちろん、メーカーの商品への想いも理解して、仕事に臨まなければならないと気づきました。

特別奨学生だからこその幅広い学び

研修や実習だけではなく、実践的な座学の授業も流経大の魅力です。特に私が力を入れて勉強しているのは、1年生から3年生までの必修科目である「観光英語」。この授業では日常的な英会話に加えて、ホテルや空港でのコミュニケーションを想定した会話を学んだり、旅行計画表をつくったりと、様々な視点で英語を学習できます。今後もさらに勉強し続け、卒業までには流暢に英語を話せるようになりたいですね。
私は特別奨学生制度を利用しており、特別奨学生のみが受講できる「キャリア特講」とういう授業も大きな刺激になりました。学部の垣根を超えて、各先生がオムニバス形式で講義をしてくれるのですが、経営やマーケティングの勉強は本当に面白かったですね。自分のやる気次第で、幅広い分野の学習ができる環境が整っているので、これからも自分が興味を持ったことは進んで学んでいきたいと思っています。

※掲載内容、学年は取材時のものを採用しています。

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