幼い頃から見てきた父の働く姿。
    授業で現場の空気と最新技術に触れて、命や暮らしを支える仕事だと再認識した。

流通情報学部 流通情報学科 4年 松田 侑子

「やりがい」と「使命感」を求めて

中高一貫校で6年間、吹奏楽部に所属し、トロンボーンを吹いていました。高校3年生の時には副部長を務め、最後の定期演奏会では舞台総監督も担当。大々的に演劇を取り入れた演奏会だったので「演技」「演奏」「照明」など幅広い要素を考慮して演出しなければなりませんでした。打ち合わせや練習は大変でしたが、本番は大成功に終わったのでよい思い出です。また、楽器運搬のリーダーも兼任。できる範囲の運搬は自分たちで行うように心がけていました。 父親は運送関係の仕事をしており、何気ない会話などを通じて「物流はやりがいのある仕事なんだろうな」と想像していました。東日本大震災の際に、ボランティアで被災地に物資を届けていることを聞いた時には、ある種インフラともいえる不可欠な職業だと感じたものです。徐々に思いが強くなっていき、大学では物流を学ぶことを決断。全国的にも珍しい専門的な学部があり、就職にも強い流経大を志望しました。

多彩な学びを得ながら日々成長

ゼミでは在庫管理や輸送管理などからなる「ロジスティクス管理」を学んでおり、仲間たちと議論しながら知識を深めているところです。通運に関する企業の方々が講義をしてくださる「全国通運連盟寄付講座では、最新の物流技術を教わることができ、企業研究の場にもなっています。企業の現場を訪問する授業も少なくありません。さらに、資格取得を後押ししてくれる校風も魅力。幅広い講座が用意されており、私は「秘書技能検定2級」や「医療事務技能審査試験(メディカルクラク)」の資格を取得しました。 また、ファッションイベントの運営について学ぶ機会に恵まれました。まずは東京ガールズコレクションの歴史や企画・運営の流れ、収益の仕組みを学習し、その後に、東京ガールズコレクション本番当日にインターンシップでスタッフとして参加しました。華やかなステージの舞台裏は、1分1秒単位でスケジュールが調整された厳しい世界。イベント業界やメディア業界など、様々なジャンルの人々の協力関係があってこそ実現できるエンターテイメントなのだと分かりました。

仕事とプライベートを両立したい

現在は就職活動に取り組んでいるのですが、手厚い就職支援は流経大ならでは。非常に心強く感じています。将来は流経大で学んだことを生かして活躍したいと考えています。トロンボーン担当としてバンド活動をしているので、仕事とプライベートを両立させることも目標です。これから大学へ進学する皆さんは「自分から動く」ことが重要になると思います。私自身、それを実践できたからこそ、有意義な大学生活を送れているのではないでしょうか。もし物流に関心があるのなら、流経大には理想的な環境が整っています。

※掲載内容、学年は取材時のものを採用しています。

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