ロンドンでの観光研修で、旅を企画する楽しさを知った。自分で考え提案する力を、社会に出て活かしたい。

社会学部 国際観光学科 4年 小沼 萌々子

渡米時の「出会い」から流経大へ

高校では3年間、ダンスドリル部の活動に打ち込みました。「ダンスドリル」とはチアダンスをベースに、チーム全体としての協調性や技の難易度を競う競技です。チーム一丸となって練習を重ねた結果、全国大会、そして全米大会での優勝という、思いもよらなかった成績を収めることができました。また、ダンスを通じてさまざまな経験を積むことができました。アメリカに渡った際にお世話になった添乗員さんとの出会いもその一つ。初めての海外渡航で不安を感じていた私たちが集中して競技に臨めるようにと、本当にきめ細やかなサポートをしてくださいました。もともと旅行が好きだった私は、その出会いがきっかけで「旅行会社で働きたい」と考えるようになり、進学先に流経大の国際観光学科を選びました。

「企画」の魅力を知った観光研修

流経大で受けた授業の中で特に印象的だったのは「観光研修」です。この授業は、外国の歴史や文化、観光資源について学び、実際に旅行プランを練り実行するというものです。私たちはロンドンについて学びました。観光客として旅を楽しむだけでなく、旅行を企画する側の視点も体感することができて、とても勉強になりましたね。ロンドン滞在中は同行してくれた先生に連れられて、地元のレストランに食事に出かけました。そこではいろいろな人が私たちに声をかけてくれ、拙い英語で応じているうちに何とかコミュニケーションをとることができたんです。よく「思いがあれば伝わる」と言いますが、まさにそのことを体感できて、とても楽しい思い出になりました。

提案力でお客様に貢献できる銀行員に

流経大には「就職に強い」という特徴がありますが、その背景にはさまざまな資格を取得するための課外講座が充実しているということがあります。私も日本漢字能力検定(2級)や日商簿記検定(3級)、日商PC検定(PowerPoint/2級)、ファイナンシャルプランナー(3級)など、目指した資格のすべてを取得することができました。就職活動では「お客様にあった商品を自分で考えてご提案するという仕事」に就きたいという考えから、もともと志望していた旅行会社と、就職支援センターの方から勧めていただいた銀行に絞って活動しました。その結果、より提案力が活かせると思えた銀行への就職を決めました。銀行で接客をするときは、私の仕事の質がブランドイメージにも直結するわけですから、きちんとお客様の思いを汲み取り、それに応えられるよう全力を尽くしたいと思います。

進学について考える高校生の皆さんへ

私はダンスドリルを通じてさまざまな経験ができたことで、人生が拓けました。皆さんもぜひ、熱中できることを見つけて、全力で打ち込んでください!

※掲載内容、学年は取材時のものを採用しています。

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