野澤ゼミが松戸市役所・柏市役所でふるさと納税に関するヒアリング調査を行いました
経済学科3年の野澤ゼミでは、本年度は「ふるさと納税」に関する調査を行っております。
全国のふるさと納税の受入額は2023年度には約1兆1千億円(前年度比約2割増)になるなど経済的に大きなインパクトのある事業となっています。
それに伴い住民税の控除額も拡大しており、都市部の自治体では税の流出につながっています。そのため、都市部の自治体としてもふるさと納税を獲得していくことが課題となっております。
そこで野澤3年ゼミでは松戸班と柏班の2つに分かれ、9月10日に松戸市役所、9月11日に柏市役所にお伺いしてふるさと納税の取り組みに関するヒアリング調査を行いました。
ヒアリングの主な内容としては
・ふるさと納税事業の推進体制
・返礼品の開拓方法
・クラウドファンディング型のふるさと納税の取り組み
・企業版ふるさと納税の状況
・ふるさと納税に関する考え方
など多岐にわたる事柄について現場で従事している市役所の方々から詳しく教えていただきました。
〔ヒアリング活動後の学生の感想〕
・ふるさと納税について色々ことを伺ったが、市役所の職員の方が丁寧に解答してくださったので、いろいろなことが分かった。寄付額や使い道なども詳しく聞けたので、ふるさと納税の理解がより深まった。(木下悠哉)
・市役所の方から直接のお話を聞いて、普段生活しているだけでは学ぶことのできない情報を聞けてよかった。春学期に論文やサイトをまとめる学習方法をこれまでやってきたが、直接現場の方から話を聞いて学べる方法はとても貴重な体験だったと思った。(平川拓海)
・自ら質問を作って、実際に市役所に行き、それを一つにまとめるという活動は、学校以外ではあまりやらないと思うので、多くのことを学べた。秋学期はアンケートの質問表を作るなどまだやることがあるので、しっかり取り組んでいきたい。(柗井貴壱)