
スポーツ健康科学部・スポーツコミュニケーション学科
教員VOICE
スポーツコミュニケーション学科
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スポーツを多角的に捉え、社会に与える影響を考える。
私は長年、新聞やテレビの記者として政治やスポーツの報道に携わってきました。その中で感じたのは、スポーツには社会の仕組みや制度を変える力があるということ。国際的な大会を開催するとなれば、政治やメディアの力が加わり、都市は大きな変革を遂げていきます。その様子を間近で見てきた経験から、今はスポーツが持つ力とはどのようなものかを調査し、社会に与える影響について研究しています。ゼミでは、学生が実際に選手に取材をして記事を作成したり、TV局でスポーツニュース制作現場を見学したりする機会を設けています。実体験を通して社会やメディアに疑問を抱いたり、別のジャンルに興味の幅を広げたり、または将来の目標を見つけるかもしれません。スポーツを軸に学ぶことは、学生自身が持つ可能性を広げ、社会で自分は何をしたいかを考えるきっかけや、自分の能力を発見することにつながります。スポーツから広がる社会を一緒に体験していきましょう。
『東京オリンピック』市川崑監督
記録映画であるのに、描かれているのは極限状態にいる選手(人間)の姿。スポーツを多角的に捉える視点を養えます。
『江夏の21球』山際敦司著
一人の投手の思いと周りの考えの違い、そこから生じたズレを解析していく手法がスポーツドキュメンタリーとしては斬新。