社会学部 大学院 社会学研究科

大橋 純一

大橋 純一

大橋 純一(オオハシ ジュンイチ)

OHASHI Junichi

学位:

所属 (学部・職位・学内役職)

社会学部 大学院 社会学研究科 教授 (社会学部長、社会学科)

連絡先/ホームページ

学歴/経歴

【学歴】
慶応大学法学部政治学科卒業後、明治学院大学大学院社会学・社会福祉学研究科で地域社会関係の問題を研究テーマに研究生活を送る。問題関心が多様化してしまい本来5年のところ6年かかって、満期退学を迎える。今になってもっとしっかり勉強すればよいと反省する。大学院の研究生活中、(社)福祉社会研究所で非常勤研究員や(財)環境文化研究所の嘱託研究員をしながら社会福祉、特に地域福祉の問題に研究の焦点をおくようになった。ここでの研究員生活がその後の研究の基礎をつくった。その後流通経済大学社会学部に専任講師として採用され、現在に至る。在任中、英国サセックス大学のC.C.S(文化・地域社会研究科)で客員研究員としてソーシャルワークやコミュニティケア法の研究に従事する。
【趣味】
スポーツ、音楽など何でも好きだが、スポーツはスキーやディンギー型のヨットの操船が趣味である。後者は子供が生まれてからは家族から禁止されている。最近復活しようかと計画している。また、車が好きで、ソレックスのキャブレターを分解組み立てるのが楽しみであった。でも今の車は一切さわれないのがつらい。音楽はローリングストーンが大好きで、日本公演には毎回いっている。
【性格】
明るいB型です。なにごともみんなで楽しくやるのがモットーです。

担当科目

地域福祉論, 防災社会論, 演習(ゼミ) 等。

授業・ゼミ

【地域福祉論】
地域福祉は研究も実践も比較的若い領域に属している。よって、地域福祉とは何かについてわかりやすく説明していきます。

【受講上のお願い】
授業の妨げになるような行為はつつしんでください。大人としてのマナーをとってください。
【質問について】
授業に関しての質問は、講義の場合は終了後積極的にしてください。
メールによる質問でもかまいません。疑問のまま終わらないように!

研究・専攻分野

地域福祉論、老人福祉論、国際福祉論、高齢化社会論、福祉社会論など

研究テーマ

【研究テーマ】
「ソーシャル・サポート・ネットワークに関する実証的研究」
社会福祉的なニーズを持っている人を、地域社会の中でどのように支えていくのかを研究しています。地域社会の規模やその地域の住民構成の相違に応じて援助の仕組みも変わってきます。援助の仕方は日本全国一律というわけにはいきません。この点に関して、農山村、町、市そして大都市といった住民規模に応じた援助の方法を研究しています。

著書・論文・研究発表

学生諸君に是非読んでいただきたい著作です。
【著書】(主なもの)
•著書『都市化と福祉コミュニティ』学文社、1998年。これまでの研究成果をまとめたもので、筆者の研究関心の流れが理解できる。
•共著『地域福祉論』黎明書房、2000年。医療、福祉、保健の連携の問題について記述してある。学生向けのテキストである。
•共著『世界の高齢者文化』中央法規、1997年。菊池幸子ほか1名の3人で書いた研究書で、イギリス、スウェーデン、日本などの高齢者介護について文化論的な視点で執筆した。
•共著『現代社会の諸問題』相川書房、1991年。家族、医療、福祉、労働、教育など現代社会が抱えている諸問題を解明している。
注:著書・論文の詳細は私の研究室のホームページを参照して下さい。

所属学会

【主な所属学会】
日本社会学会、日本福祉学会、地域福祉学会、都市社会学会、社会病理学会、日本福祉社会学会など

社会貢献活動

【主な社会的活動】
•松戸市地域福祉計画策定委員および策定部会部会長。松戸市高齢者保健福祉計画策定委員。
•東京都目黒区立小学校のPTA会長に就任している。(地域社会の地域集団や地域活動の問題を参与観察しています。生きた研究ができるようで楽しく活動しています。)
•(社)福祉社会研究所の常任理事および研究部長を兼務しています。最近やっと「福祉社会」という言葉が認知されるようになってきました。
•その他、他大学の非常勤講師を現在兼務しています。

学生へのメッセージ