流通経済大学 三宅雪嶺 記念資料館
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記念館への期待

祖父雪嶺は、生前に、自分の所有している書籍、書簡、収集品などはやがて時期が来たならば広く公開して多くの人の役に立てたいと繰り返して申しておりました。

太平洋戦争末期、空襲によって母屋は焼失しましたが奇跡的に文庫が焼け残りました。戦後、疎開先で祖父は「日本の文化復興に少しでも役に立つか」と資料の無事を喜びましたが、ついにそれを見ることなく亡くなりました。

その後私共家族は、残された収蔵品を大切に保存してまいりましたが、個人の家庭では公開には限度があり、一部は散逸したり、また劣化もはげしく、将来が危ぶまれる事態となってきました。

このたび流通経済大学の深い理解と絶大な協力により三宅雪嶺記念資料館の開館のはこびとなり、広く多くのかたがたにご利用していただき、また祖父雪嶺についての正しい人間像を知っていただける場となれば孫の私にとって望外の幸せであります。

三宅雪嶺嫡孫
流通経済大学名誉教授
三宅 立雄


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