見つけた、新しい自分。金融の仕事に魅力を感じたのは、大学での4年間があったから。先生との出会い、学んできたことで私の世界が広がった。

経済学部 経済学科 4年 今村 優花

大自然で育まれた環境への想い

私は幼い頃から毎年、お盆の時期を父の故郷である長崎県・五島列島で過ごしてきました。祖父母が暮らすその地域では“日本一”と讃えられるほど美しい海や、アニメーションで描かれるような豊かな森が私たちを迎えてくれるんです。そこにいる間は大人も子供もみんな笑顔で、心身が解放されているように感じるし、私が抱える肌のアレルギー症状も不思議と和らぎます。そうした経験を重ねてきたことで、小学生の頃から「環境を守りたい」「どうしたらみんなが自然に関心を持ってくれるかな?」と考えるようになりました。また、高校などでは環境問題と経済が密接に関わることも知りました。そこで進学先として「環境経済学」が学べる流経大を選んだのです。

先生の言葉がチカラをくれた

大学では希望していた通り、「環境問題に対する国の取り組み」や「“公害の国”といわれた日本がいかにして状況を改善したのか」といったテーマについて学ぶことができました。ほかにも様々なことを学びましたが、中でも1年ゼミの先生から伺った「大学の教壇に立つのはそれぞれの道で厳しい競争を生き抜いてきた“一流のプロ”ばかり。君たちは、そんなプロによる本気の指導を受けられる場にいるんだ」というお話は忘れられません。私はそれを聞いて「そんな幸せな環境にいるんだから、何事にも全力で挑まなくては」と気付くことができたんです。そのおかげもあって、国際交流サークルでの活動やアルバイト、就職活動など、何事にもポジティブに取り組む4年間を過ごせたと思います。

信託銀行でさらなる挑戦へ

信託銀行から内定をいただきました。就職支援センターのスタッフの方が銀行の仕事について教えてくださっことがきっかけでやりがいや魅力を感じることができたのです。私の考えも尊重しながら視野を広げていただいたことに、心から感謝しています。信託銀行の業務は、とても幅が広いです。個人のお客さまの資産運用のご相談、法人のお客さまへの融資の他に、不動産業務、年金業務、企業の株式に関する仕事など、さまざまな業務があり、挑戦するフィールドが広がっていると感じています。入社後も人間力や知識の習得が必要になるので大変ですが、お客様から信頼していただける信託銀行員になることを目指して、成長し続けていきたいと思います。もちろん、心にはいつも自然環境への想いがありますから、CSR活動に関わるなど、自分なりの取り組み方を見つけていきたいです。

進学について考える高校生の皆さんへ

人の意見にとらわれ過ぎることなく、「自分が何をやりたいか」を一番に考えて進路を選んでください。自分の気持ちには常に素直でいることが大切だと思います。

※掲載内容、学年は取材時のものを採用しています。

他の学生を見る