スポーツ健康科学部 スポーツ健康科学科 4年 砂田 琢己
自分の中に常にあるもの=サッカー。
サッカーを始めたのは小学1年生の時です。地方代表のチームに選ばれた経験もあり、高校までずっとサッカーに明け暮れていました。地元に帰ればサッカーで出会ったたくさんの仲間がいるので、「人と人とのつながり」の大切さや心強さ、あたたかさを感じています。サッカーは「自分の中に常にあるもの」ですかね。流経大のスポーツ健康科学科に進学したのも「サッカーを続けたい」という気持ちが大きかったからです。入学して早々にドイツ遠征のメンバーに選ばれ、同い年のブラジルのチームに圧倒されたことはよい経験でした。世界との差を感じることができ、「もっと上手くなりたい」という気持ちが強くなりました。最後の1試合まで全員一丸となって精一杯やり切りたいですね。
「文武両道」を実現できた大学生活
サッカーを続けること以外にも、大学では勉強も同じくらい頑張ろうと思っていました。高校時代は部活動中心の生活で勉強に手が回らないほどだったのですが、流経大では自分が学びたい科目を集中的に履修することができたので、文字通り「文武両道」の学生生活を送れたと思います。座学ではスポーツ医学や栄養学を学びました。また、子供たちにサッカーを教える機会があり、教師という仕事に関心をもつようになり、教職課程を受講しました。その中でも必修のゼミは印象に残っています。グループごとに「どんなスポーツで、何を教えるか」という指導案を考え、学生同士で教師と生徒の役に分かれ授業を行い、その結果を踏まえフィードバックするという実践的な学びを経験しました。漠然としていた「体育教師になりたい」という卒業後の目標が、明確なものになりました。
指導することの「難しさ」、そして「面白さ」
母校での教育実習の際、サッカー経験のない女子生徒に授業を行いました。最初はうまく指導することができなくて、どうしたら生徒にしっかりと伝えられるのか、それを考え実践するのがとても難しかったです。ですが、「どう伝えるのか」ということの極意を学んだ「コーチング論」の授業を思い返し、それを活かして指導することで生徒がうまくなっていく姿を見る喜びはとても大きく、指導することの楽しさを体感することができました。今後は流経大でアスリートとして得た知識や技術と、授業で学んだ指導法など、すべてを生かして「生徒にできることの楽しさや、学ぶ喜びを伝えられる教師」になれるように頑張ります。
これから進学を考える高校生へ
大学では高校と違って、授業も部活も、そして夢も、すべて自分で決めなければなりません。でもそれをプレッシャーに感じることなく、4年間という長いようで短い時間の中で青春の汗を流しつつ、自分なりの答えを見つけて頑張ってください。
※掲載内容、学年は取材時のものを採用しています。
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