僕らのREAL DAYS 人の役に立てる瞬間が好き。 自治行政学科3年 糸数由佳璃

命を懸けたアナウンスに、魂を揺さぶられた気がして。

迫りくる津波を目の前に、一体どんな気持ちでアナウンスしていたのだろう。「6mの津波が来ます。高台に避難してください」。最後の瞬間まで声を限りに住民に避難を呼びかけた南三陸町の女性職員は、私とほとんど年齢の変わらない24歳でした。あの日、「みんなの命を守る」と水門を閉めに行った漁協職員が、年老いた両親を助けに戻った青年が、避難誘導中に波にさらわれた警察官が、皆、自分ではなく誰かのことを考えていた。その懸命な姿に、「人の役に立てる公務員になりたい」という夢を後押しされたのは言うまでもありません。

仕事の現場で目の当たりにした、街が動き出す瞬間。

RKUでは公務員試験に強い波田ゼミに所属し、ひたすら過去問題集と向き合う日々。でもつい机にかじりつく時間が長くなる中、広い世界を見せてくれたのが、市役所でのインターンシップでした。驚いたのが外回りの多いこと。例えば「商店会の街路灯のLED化を確認に行くよ」と言われて同行した先では、通りに並ぶ街路灯の電球を一つひとつ見て回るんですね。LED電球に替えるだけでも、商店会全体では大きな省エネ効果があると聞いて「なるほど」と。さらに商店会会長を訪問して「空き店舗でこんな事業をしませんか?」と粘り強く提案する場面も目の当たりにし、「地域が発展していく裏にはこうした努力があるのか」と初めて知った気がしたんです。自他ともに認める雨女の私。外回りの時は必ず雨が降り、「糸数さんのせいだね(笑)」と職員の方に冷やかされながらも、自分の足で歩いた経験は、テキストからは得られない貴重なものでした。

人と接する機会が増えて、私、少し成長したかも。

私は子供の頃から人見知りで、人と接する機会を増やそうと始めたのがスーパーでのバイト。そんな性格を知ってか、介護士の母はよく職場の介護施設に連れていってくれました。そこでお年寄りと触れ合い、支える喜びを知るうちに、「誰かの役に立ちたい」という思いが自然と芽生えていったように思います。スーパーでもお客様のカゴを運ぶのをお手伝いして「ありがとう」と喜んでもらえるのが嬉しくて!それが、インターンシップ後は日常生活でも、駐輪場から自転車を出せないお年寄りに「やりましょうか」と声をかけている自分がいる。そんな変化に自分が一番驚いています。

女性職員の頑張る姿も、私をさらにやる気にさせた。

3年生ながら参加した市の採用説明会では、女性職員が作業着姿で樹木の健康診断や土木作業に取り組んでいると知り、「私より小柄なのに、すごいな」と背筋が伸びる思いがしました。それに加えて圧倒されたのは、4年生の真剣な眼差し。メモを必死に取る姿に「ああ、これが4年生か。負けてられないな」と思ったんです。正直、津波を目の前にして、逃げずにいられるかわからない。でも、災害時に人々の安全を守るための街づくりはできる。「私には何ができるだろう」。常にそう問いかけながら、人と、街と、関わっていきたいと思います。

糸数さんよりひとこと

「ひたすら過去問を解いて問題に慣れろ!」。波田先生の厳しくも温かいご指導が今の私の原動力。RKUには公務員試験対策に力を入れているゼミや講座、現役公務員の方による講義などもあるので、本気の人にはおすすめですよ。

自治行政学科3年
糸数 由佳璃

REALな一問一答

  • 出身地 東京都
  • 血液型 B型
  • 星座 かに座
  • 趣味 ライブに行くこと、アニメを観ること
  • 出没スポット タワレコ、ヴィレヴァン、アニメイト
  • 好きな音楽 邦ロック
  • 好きなアーティスト UNISON SQUARE GARDEN KEYTALK
  • 好きな食べ物 チーズケーキ、バニラアイス
  • 愛読書 ハイキュー
  • 最近一番うれしかったこと 行きたいライブのチケットが当たったこと!
  • 休日は何をしている? 公務員試験の勉強、掃除、洗濯
  • 子供の頃の夢  公務員
  • 10年後、何をしている? やらなければならないことと、やりたいことをバランス良く消化できている生活をしてるといいなと思います!
  • RKUの一番の魅力 真剣な話も、日常の話もできる先生や教授がいるところ
  • 高校生にひとこと 今しか出来ないことがたくさんあります。後悔しないよう、今を精一杯楽しんでください!
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※掲載内容は取材時のものです。また学年は2015年6月現在のものを採用しています。