僕らのREAL DAYS
	誰かに肩を貸せる生き方を。 スポーツ健康科学科4年 小松崎 朋実

体を動かすと、どんな人でも笑顔になる。

「ああ、私も普通に走れたわ」。約1時間のジョギングを終えた年配の女性が、晴れ晴れとした顔でそう言ってくれた時は嬉しかったですね。病院実習で高齢者の方々の伴走をした時のこと。彼女は遅れがちだったものの、「大丈夫ですか」と声掛けしながら走るうちにペースも上がり、無事ゴールに辿り着けたんです。健康運動指導士を目指す私にとって、こうした高齢者の笑顔は何よりの原動力。他にもフルーツバスケットをやった際には「皆さんは美しい果物ですよ。でも若干熟されてますかね(笑)」と冗談を投げかけると「私達もまだいけるかしら」なんて笑いながら応えてくれて。大学で学んだストレッチやウォーキングを指導し、皆が元気になるのを見るのは本当に充実した時間です。

法隆寺の木材の話が、私のやる気を揺さぶった。

今でこそ健康運動指導士という目標のある私ですが、当初は親の勧めで進学したり、何となく体育教師を目指したりと、自分が定まっていなかったんです。そんな時に授業で観たのが法隆寺のドキュメンタリー番組。「お寺を構成する全ての木材には適材適所があり、無駄な部位が一つもない」と知り、「私も捨てたもんじゃない」と自分探しを始めたんですね。そして見つけたのが、その人に寄り添って健康を支える健康運動指導士の道でした。
先日も訪問介護経験のある先生から、服を脱ぎたくないという高齢者を無理に脱がせてお風呂嫌いにさせてしまった例があると聞いたのですが、実はその服はお孫さんのプレゼントで脱ぎたくなかったのだとか。「大事なら、きれいにしようね」。そんな風に相手の立場に立って話すなど、勉強中のスポーツ心理学なども活かしていけたらと思った瞬間でした。

正直怖かったAED体験。でも命を救えるなら。

思えば、RKUでの4年間は、命と向き合う日々でした。沖縄の海浜実習では、友達を相手に心肺蘇生やAEDを体験しましたが、実際には肋骨を折ってでも心臓マッサージをすべきなんですね。訓練とはいえ、正直恐かった。けれど「AEDを使えば救えた命があるんだぞ」という先生の言葉もあり、大切な人が倒れていたら率先して助けられる自分でいたいと。さらに陸上部では後輩が記録を伸ばすのを目の前で見たり、自分自身も伸び悩んでいた七種競技で自己新を出せたりと、命の尊さや人間の可能性を、身を持って知ったんです。

お年寄りの人生に、“肩を貸せる人”になりたい。

春から働く介護系施設では、人生の最期を迎える人も多いでしょう。だからこそ、少しの時間でも「楽しかった」と思ってもらえるよう、肩を貸せる人になりたいですね。法隆寺を支える1本1本の木材のように、私のできる全てでお年寄りの命に寄り添っていければと思います。

小松崎さんよりひとこと

私の好きな歌の一節に「怖がるのは 踏み出してからだ」という歌詞があるんです。陸上部で記録が伸びず悩んだ時も、聴く度に「私、まだ何もしてないのに“できない”って言ってるな」って。でもやってみると意外とできることもあるので、受験も、クラブも、夢も、まずは挑戦する勇気が大切だと思います。

スポーツ健康科学科4年
小松崎 朋実

REALな一問一答

  • 出身地 茨城県
  • 血液型 B型
  • 星座 ふたご座
  • 趣味 ご当地靴下集め
  • 好きなアーティスト BUMP OF CHICKEN
  • 今一番行きたい国 スウェーデン
  • 愛読書 あひるの空
  • 自分を動物にたとえると ねこ♥
  • 好きなタイプ 目が細くて男らしくて癒される人♥
  • 休日は何をしている? ねこと遊んでいるか、そうじしてます!
  • 10年後、何をしている? 結婚してたいです!(笑)でも、働いてたいです!!
  • RKUの一番の魅力 ゼミが1年生からあること、部活動が盛んなところ
  • 高校生にひとこと 自分の周りの人を大切にしてください!!
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※掲載内容は取材時のものです。また学年は2014年6月現在のものを採用しています。