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社会学部:教員紹介

恩田 守雄(オンダ モリオ)

ONDA Morio

学位:博士(社会学)
性別:male

所属 (学部・職位・学内役職)
社会学部大学院社会学研究科 教授
研究室/連絡先
新松戸キャンパス 2号館 eメールアドレス : onda@rku.ac.jp 
学歴/経歴
【学歴】
東京大学大学院人文社会系研究科社会文化研究専攻博士課程修了 博士(社会学)

【資格】
専門社会調査士(社会調査協会)
総合旅行業務取扱管理者(国土交通省)
担当科目
指導方針/講義の目標/学生への希望
•「経済社会学」では、国内外の学説を紹介しながら経済現象を社会学から分析する意味を説明し、その現代的な意義について理解できるよう指導します。
•「開発社会学」では、発展途上国の社会開発について生活基盤整備(ハード面)、コミュニティ開発(ソフト面)、人間開発(ヒューマン面)の各領域から事例をあげて説明します。
•「市民社会政策論」では、政治(行政)や経済(市場)に対して社会(市民組織)のセクターの台頭による市民社会の形成と支え合いの社会システム(互助社会)をめぐる諸問題について解説します。
•「地域づくりの社会学」では、地域固有の資源を活かした市民と行政の協働(計画、実施、評価の各レベル)による地域づくりについて各地の事例を紹介しながら講義します。
•意欲と熱意ある学生の受講を希望します。
研究・専攻分野
経済社会学、開発社会学、民俗社会学
地域創生学(地域社会論)
研究テーマ
「社会システムと経済システムの相関」
「発展途上国の社会開発」
「互助ネットワークと互助社会」
「市町村の地域づくり」(まちおこし、むらおこし)
実績 (著書・論文・研究発表)
【単著】
•『発展の経済社会学』(文眞堂、1997年)
•『開発社会学』(ミネルヴァ書房、2001年)
•『グローカル時代の地域づくり』(学文社、2002年、第二版2010年)
•『互助社会論』(世界思想社、2006年)
•『共助の地域づくり』(学文社、2008年)
•『医学生のための社会学入門』(晃洋書房、2016年)

【共著】
•『日本社会の新潮流』(東京大学出版会、1993年、執筆:第8章「新しい有閑階級」)
•『グローバル化のなかの福祉社会』(ミネルヴァ書房、2009年、執筆:第9章「市民組織とガバナンス―『グローカル福祉社会』をめざして―」)
• Restoration of Communities Following the Great East Japan Disaster: The Transformation of
Mutual Help Networks Through the Eyes of the Victims(執筆:Chapter 4). Recovering from Catastrophic Disaster in Asia. 2017. Emerald Publishing.

【事典・辞典】
•『人物20世紀』(講談社、1998年、樺山紘一・川本三郎・斎藤精一郎・澤地久枝・筑紫哲也・村上陽一郎編、執筆:「ヴェブレン」、「パレート」、「ミュルダール」、「ポランニー」、「シューマッハー」)
•『経済社会学キーワード集』(ミネルヴァ書房、2015年、執筆:「公助・共助・自助」、「社会開発(発展)」)
•『The SAGE Encyclopedia of Economics and Society』(SAGEPublishing、2016、執筆:Japantown <Volume 3>)

【論文】
•「インドネシアの互助慣行―日本との民俗社会学的比較―」(2017年『社会学部論叢』第28巻第1号)
•「東アジアにおける互助慣行としての小口金融―日本と韓国、中国、台湾との比較―」(2017年『社会学部論叢』第27巻第2号)
•「フィリピンの互助慣行―日本との民俗社会学的比較―」(2016年『社会学部論叢』第27巻第1号)
•「Rebuilding Communities Following the Great East Japan Disaster :Restoration of Ties among the Victims」(2016年『社会学部論叢』第26巻第2号)
•「東アジアの互助社会―日本と韓国、中国、台湾との互助ネットワークの比較―」(2015年『社会学部論叢』第26巻第1号)
•「東日本大震災による原発被災者のコミュニティ意識―福島県浪江町住民への聞き取り調査を中心に―」(2015年『社会学部論叢』第25巻第2号)
•「台湾の互助慣行―日本との民俗社会学的比較―」(2014年『社会学部論叢』第25巻第1号)
•「Reconstructing Sustainable Communities through Mutual Help Networks in East Asia:A Comparison of Japan, South Korea and China」(2014年『社会学部論叢』第24巻第2号)
•「中国農村社会の互助慣行」(2013年『社会学部論叢』第24巻第1号)
•「東日本大震災後の地域社会の再生―日本の伝統的な互助慣行と被災者への聞き取り調査から考える―」(2013年『経済社会学会年報』第35号)
•「Mutual Help Networks and Social Transformation in Japan」(2013, American Journal of Economics and Sociology, Volume 72, Issue 3, 531-564, peer review)
•「Reconstruction of Communities Following the Great East Japan Disaster:Seen through the Eyes of the Victims on the Transformation of Mutual Help Networks」(2013年『社会学部論叢』第23巻第2号)
•「韓国の互助慣行―日本との民俗社会学的比較―」(2012年『社会学部論叢』第23巻第1号)
•「共助の強化によるコミュニティの再生」(2012年『計画行政』第35巻第3号)
•「東日本大震災後の地域社会の再生-被災者のコミュニティ意識を中心に-」(2012年『社会学部論叢』第22巻第2号)
•「支え合いの地域づくり―島根県浜田市旭町の調査―」(2011年『社会学部論叢』第22巻第1号)
•「『一村一助』運動による地域の活性化」(2010年『社会学部論叢』第21巻第1号)
•「互助ネットワークによる持続可能な社会」(2010年『環境情報科学』第39巻第1号)
•「Mutual Help Networks in Globalization」(2010年『社会学部論叢』第20巻第2号)
•「日本とベトナムの比較互助社会論」(2008年『経済社会学会年報』第30号、査読付論文)
•「ベトナム人の社会意識―村落生活実態調査を中心に―」(2008年『社会学部論叢』第19巻第1号)
•「Comparison of Mutual Help Networks in Japan and Vietnam」(2007年『社会学部論叢』第18巻第1号)
•「市民と行政の協働による地域づくり―政令指定都市の取り組み―」(2006年『社会学部論叢』第17巻第1号)
•「Mutual Help Networks in Japanese Society」(2005年『社会学部論叢』第16巻第1号)

【学会発表】
•「日本とインドネシアの互助慣行の比較―東ジャワとバリ島を中心に―」2017年第90回日本社会学会
•「互助慣行としての東アジアの小口金融―日本と韓国、中国、台湾との比較―」2017年第53回経済社会学会
•「日本とフィリピンの互助慣行の比較」2016年第89回日本社会学会
•「Rebuilding Communities Following the Great East Japan Disaster: Restoration of Ties among the Victims」2016 年 Third ISA(International Sociological Association)Forum of Sociology 於ウィーン
•「東日本大震災による 原発被災者のコミュニティ意識―福島県浪江町住民への聞き取り調査を中心に―」2015年第51回経済社会学会
•「東アジアの互助慣行―日本と韓国、中国、台湾との比較―」2015年第88回日本社会学会
•「日本と台湾の互助慣行の比較」2014年第87回日本社会学会
•「Reconstructing Sustainable Communities through Mutual Help Networks in East Asia: A Comparison of Mutual Help Networks in Japan, South Korea and China」 2014年XVIII ISA (International Sociological Association) World Congress of Sociology 於横浜
•「日本と韓国の互助慣行の比較」2012年第85回日本社会学会
•「東日本大震災後の地域社会の再生―日本の伝統的な互助慣行と被災者への聞き取り調査から考える―」2012年第48回経済社会学会
•「Reconstruction of Communities Following the Great East Japan Disaster:Seen through the Eyes of the Victims on the Transformation of Mutual Help Networks」2012年Second ISA (International Sociological Association) Forum of Sociology 於ブエノスアイレス(アルゼンチン)
•「Mutual Help Networks in Globalization」2009年 21st International Conference of SASE(The Society for the Advancement of Socio-Economics) 於パリ
•「互助ネットワークの国際比較―日本とベトナム―」2007年 第43回経済社会学会
•「Comparison of Mutual Help Networks in Japan and Vietnam」2007年19th International Conference of SASE(The Society for the Advancement of Socio-Economics) 於コペンハーゲン
•「日本社会の互助ネットワーク」2006年 第79回日本社会学会
•「市民と行政の協働による地域づくり―さいたま市の事例を中心に―」2006年 第29回日本計画行政学会
•「Mutual Help Networks and Social Transformation in Japan」2006年XVI ISA (International Sociological Association) World Congress of Sociology於ダーバン(南アフリカ)
•「Mutual Help Networks in Japanese Society」2005年17th International Conference of SASE(The Society for the Advancement of Socio-Economics)於ブダペスト
•「Social Development in Asian Villages」2001年13th International Conference of SASE(The Society for the Advancement of Socio-Economics)於アムステルダム
•「Economic Development and Social Development」1998年10th International Conference of SASE(The Society for the Advancement of Socio-Economics)於ウィーン

【競争的資金による研究】
(科学研究費)
•「互助ネットワークの民俗社会学的国際比較研究」(基盤研究(C)、2011~2014年度)
•「互助ネットワークの民俗社会学的研究」(基盤研究(C)、2004~2006年度)
•「発展途上国の社会開発に関する開発社会学的研究」(基盤研究(C)、2000~2001年度)
•「アジアの経済発展をめぐる経済システムと社会システムの相関についての経済社会学的研究」(一般研究(C)萌芽的研究、1995年度)
(民間助成金)
•「『一村一助』運動による地域の活性化」(トヨタ財団研究助成プログラム、2009年)
•「互助ネットワークの国際比較―日本と東南アジア」(日本証券奨学財団研究調査助成、2006年)
•「互助ネットワークの経済社会学的研究」(日本経済研究奨励財団奨励金研究、2003年)
•「市民による国際協力と住民参加型社会開発」(サントリー文化財団人文科学・社会科学研究助成、1998年)

【その他】
•2012年日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員の表彰
•2009年日本学術振興会国際学会等派遣事業(第1期)採択
所属学会
経済社会学会(理事)、日本計画行政学会、比較文明学会、日本社会学会
International Sociological Association(ISA)
The Society for the Advancement of Socio-Economics(SASE)
社会貢献活動
【委員】
埼玉県広域行政圏計画策定支援アドバイザー(1999年)
さいたま市総合振興計画市民懇話会委員(2001年~2002年)
さいたま市総合振興計画審議会委員(2002年~2004年)
さいたま市見沼区区民会議会長(2003年~2005年)
独立行政法人日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会書面審査員(2007年~2009年)
第24回京都賞「思想・芸術部門」(思想・倫理)受賞候補者の推薦者<稲盛財団>(2008年)
茨城県龍ケ崎市都市計画審議会会長(2007年~)
茨城県龍ケ崎市まちづくり交付金評価委員会委員長(2009年)
独立行政法人日本学術振興会特別研究員等審査会専門委員及び国際事業委員会書面審査員(2010年~2012年)
第28回京都賞「思想・芸術部門」(思想・倫理)受賞候補者の推薦者<稲盛財団>(2012年)
茨城県龍ケ崎市農業振興地域整備促進協議会委員(2014年~)
さいたま市特別職報酬等審議会委員(2013年~2015年)
第32回京都賞「思想・芸術部門」(思想・倫理)受賞候補者の推薦者<稲盛財団>(2016年)
ISFJ(Inter-university Seminar for the Future of Japan)日本政策学生会議の論文審査員(2016年)
独立行政法人日本学術振興会科学研究費委員会専門委員(2015年~2016年)
さいたま市市民活動推進委員会委員(2015年~2017年)
さいたま市博物館協議会委員(2015年~2017年)
埼玉県景観審議会委員(2015年~2017年)


【講演】
マレイシア国ルックイースト研修セミナー講師<国際協力事業団>(1993年)
房総リゾート地域整備推進連絡協議会・南房総地域半島振興協議会研修会講師<千葉県企画部地域政策課>(1997年)
ひょうご地域連携推進大会パネリスト<兵庫県知事公室>(1997年)
(財)全国市町村振興協会市町村職員中央研修所講師(2002年)
島根県議会財政健全化調査特別委員会参考人(講演) (2004年)
茨城県神栖市「市民カレッジ」講師(2005年)
NPO法人地域経営支援ネットワークセミナー講師(2007年)
彩の国いきがい大学<川越学園、和光学園>講師(2017年)
シニア大学<岩槻校>講師(2017年)
学生へのメッセージ
 社会科学では複雑な社会の現象を理解するためにそれぞれ固有のフレームワーク(理論枠組み)と概念用具を身につけることが大切です。社会学では「社会の中の人間(社会的人間)」という社会学固有のものの見方、考え方を身につけ、家族や組織、地域社会、国民社会、グローバル社会などについて理解するようにしてください。
 現状の認識とその分析、問題の発見とその解決、将来の展望という各ステップを踏みながら、現象の背後にある本質について深く考え、冷静に行動できるようになってもらいたいものです。
 これまで行ってきた数多くのフィールド調査(国内・海外)の体験を基に、「現地を見る、知る、考える、行動する」という野外学習を通して、学生諸君と共に楽しく学ぶことを期待しています。